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2012年08月16日 in: ルミエール — ルミエール @ 11:55 PM

みなさん、こんにちは?

今日は、月遅れの盆送り火の日でした。
盆送り、送り盆とも呼ばれていて、
本来ならば、旧暦の7月16日に行われるのですが、
明治の改暦後は、月遅れの8月16日に行われるのが殆どとなっているそうです。
お盆に帰ってきていた死者の魂、先祖の霊を送り出す行事で、
お盆の最終日に行われる行事です。

送り火は、盆明けの夕方に自宅の門前で火を焚く事です。
近年、こういった行事はなかなか実施が難しくなっていますよね。
都市部では、集合住宅に住まう人が多くなって…
門前で火を焚くなんてできないですもんね(^_^;)
でも、そういう家庭では、盆提灯に電気で明かりをつけたり、
明かりをつけられなくても、ただ飾るだけで迎え火や送り火と
することもOKなんだそうです。

大規模な送り火は、海ならば灯篭流しや精霊流し、
山ならば大文字と呼ばれるものがあって、
京都の五山送り火や、奈良の大文字送り火、
長崎の精霊流しや、広島の広島原爆被爆者慰霊灯篭流し、
新潟の長岡空襲慰霊柿川灯篭流し(長岡まつり)などが有名ですよね。

こういうチョットした話題でも、少し知っているだけで話のネタにはなりますね。
日本人たるもの、こういった風習や慣習は忘れずに過ごしたいものです。