記事
カテゴリ
リンク
アーカイブ
2011年10月13日 in: ルミエール — ルミエール @ 3:31 PM

最近は年金の過去の不払いの督促を債権会社を通してまで行っているようです。
年金を払わない=年金がもらえない程度のことにしか考えていなかったのですが、
それほどまでに不払いの方がいるということ、また、それほどまでに財源不足なのだと改めて実感しました。
そんな中、年金の支給開始年齢を70歳に引き上げる検討を進めているとのこと。
今現在、日本の男性の平均寿命は79歳だから、20歳から40年間かけた年金を、たったの9年間しか受給できません。
今の日本の社会制度だと、社会保険のついている会社であれば自動的に厚生年金が引かれるので、
『年金を払いたくないから正規雇用にならなくていい』という考えの若者が増えていく構図となります。
また、20?30代で年収300万円未満の既婚者率は10%程度です。年収300万円以下に該当する男性は全体の24%ほど。つまり、適齢期の20代後半?30代の人口が1280万なので、これをもとにしていくと277万人の男性が未婚となる可能性があります。現状がこれなので、このさきさらに増えていく可能性が危惧されますよね。
これではどうあがいても少子化を食い止めることができません。
さらには60歳で退職したのち、10年間年金が受給できないとなるとその期間、たくわえができなかった高齢者はどのように暮らせばいいのか?
安易に社会保障に頼ることを助長するだけでなんの解決にもならないどころか、
新卒者たちの就業率が著しく下がっている中で、高齢者の再就職先がはたして満足に見つかるのかも疑問ですよね。
そんな社会だからこそ、寄り添って生きていけるパートナーが必要なのではないでしょうか??
現代では女性も社会に進出し、80%ほどの女性が結婚後もフルタイムで勤務されています。
収入が少ないと消極的になってしまう男性、結婚したら専業主婦が当たり前と思っていた女性も、
ここはぜひ見方を変えていただきより多くのお相手との可能性を考えていただけたらと思います。