こんにちは、一月ももうすぐ終わり、二月になるとバレンタインデーがやってきます。
ついこの間までクリスマス商戦、終わればお正月、それが終わればバレンタイン、
と、日本の節操のなさや商魂たくましさには驚かされますね。
でもこの何でもありな感じが日本らしくて良いのかもしれません。

バレンタインデーというと女性から男性へチョコレートを送り恋を実らせることや
愛を深める事を目的とした恋人たちのイベントというイメージがありますが、
そもそもチョコレートを贈るというのは日本のチョコレート業界が考え出した一種の商法で、
元になったバレンタインデーとはあまり関係がありません。
いやはや、恋をする人を応援するという点では関係が無いとも言えませんが…。
近年では本命チョコや義理チョコに加えて、友チョコ(友人どうしで交換する)や
マイチョコ(自分用)等々、それこそ何でもあり感が否めませんね^^;

さて、そんなバレンタインデーは大元をたどると聖ヴァレンタインという
キリスト教の司祭が、当時ローマ皇帝によって「恋人を作ると士気が下がるから結婚禁止!」という
お触れに逆らってこっそり恋人同士を結婚させたことに由来します。
何度忠告されても、拷問されても、ヴァレンタイン司祭は結婚させることを拒まなかったといいます。
最後には再三の忠告に背いたかどでローマ皇帝に処刑(祭りの生贄)されてしまうのですが、
彼に結婚式を執り行ってもらった夫婦や恋人たちが
ヴァレンタイン司祭の命日をしのんでバレンタインデーとしたというのが始まりと言われています。

女性から男性へ贈り物をするのは日本や韓国ぐらいで、
欧米では逆に男性から女性へ花を送ることがポピュラーなようです。
女性を立てる欧米ならではという感じがして素敵ですね。
また韓国ではバレンタインデーやホワイトデーに玉砕した男女が
4月14日にコーヒーや黒い食べ物を食べる「ブラックデー」なんてものも。。。。
ところが、「僕とチャジャンミョン(黒い韓国風炸醤麺)を食べに行きませんか」と、
新しい恋の切っ掛けになることもあるようです。

a0011_000006