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2011年05月11日 in: ルミエール — ルミエール @ 10:49 AM
中学生ぐらいまでは子供が好きだと思い込んでいたのですが、
高校ぐらいになって、自分はあまり子供が好きではないということに気付きました。
電車や公共の場でぎゃんぎゃん泣いている子供を見て、
かわいいと思うよりはうるさいと思ってしまうタイプ。
親も、あやしているのならともかく周りを気にする様子がなければさらにイラつく。
気が弱いのであからさまに態度に出したりはしないのですが、
1歳ぐらいのようやく歩いたぐらいの子供を連れて、家族旅行で飛行機に乗っている、
その子供が泣き始めたり騒ぎ始めたりしたら、すごくイラつきました。
そういうことが数回あり、『自分は子供が嫌いだ』と自覚するようになったのです。
ところが、高校2年のとき、甥っ子が生まれました。
もちろん好きではないという気持ちに変わりはないのですが、
その子が歩けるようになったり、話せるようになるにつれ、すごくかわいいと思うようになりました。
学校やバイトから帰ってきても走って駆け寄ってくるし、
私が受験勉強しているときもかまってほしくて部屋に遊びに来ます。
受験でピリピリしていた時期ではありましたが、本当にかわいくて一緒にノートを広げて絵をかいてあげたりしていました。
あれから約10年。
バツイチになった兄が甥っ子を連れてきたことにより、同居し始めて約5年になりますが、
小学生の男の子というのはすごく憎たらしいです。
一日一日、大人びていくのがわかり、ちょっとさみしい気持ちにもなります。
結婚したら子供がほしいと思うようになったのも、甥っ子のおかげ。
未だに、『子供好き?』と聞かれたら『あまり…』と答えるような私ですが、
自分の甥っ子だけは特別な存在です。