いったん、起き上がるのを諦めて、ベットで2時間くらい、首を動かさないように、寝ていました。2時間も経つと、朝から何も食べてないお腹は限界に達して、首が痛くてもいいから、一回起き上がろうと決意しました。

しかし、起き上がっても、何も食べるものが家にはないことを気が付きました。

パジャマから着替えて、買いに出かける気力は到底ありませんでした。

そこに、ピザなど配達専用のチラシを置いてあることを思い出しました。

そのチラシをとって電話しようと、全力を振り絞って、起き上がりました。
大変痛かったです。

おいしそうな中華さんの配達があったので、お電話しました。

30分後、中華が運ばれてきました。

大変おいしかったのですが、人間は噛む時にも、首を使う機能になっているみたいで、
おいしさを噛みしめながらも、噛む度に大変痛かったです。

お腹もいっぱいになったことですし、明日起きたら首が治っていることを切実に祈って眠りにつきました。

首が痛いので、深くは眠れませんでした。

翌朝、起きてみると、私の願いは通じず、首はさらに痛くなっていました。

痛みを堪えて、服を着替えて、病院にいきました。

針治療と注射と強力な痛み止めを頂いて、帰りました。

針治療が効いたのか、翌朝には首が動かせるまでになりました。

人間が生きていくのに、切実に首は大切だと感じた日々でした。