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国々あれこれ☆名前の発音

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。

日本では、外国人の名前をカタカナで表すのが普通ですが、
実際の発音はカタカナ表記のそれとはまったく異なるのが常ですよね。
例えば英語圏の Michael は マイケル と記されますが、
いざネイティブの発音を聴いてみると、マィコゥ…のような。マイケルとは違うかな、といった感じです。
このように、外国人の名前の発音は一筋縄では行かないものが多々ありますが、逆に外国人からしても我々日本人の名前の発音は難しいことがあるようです。
例えば、「ノリコ」さんという名前が米国留学をしていた際、
どんなに「私の名前は“Noriko”よ!」と説明しても、周囲は断固、“Moriko”と呼び続けたといいます。
幾度の主張にも関わらず「モリコ」呼びが改善しなかったのですから、
単に本来の名前が聴き取りづらかったから、というわけではなさそうです。

私も留学中に、似たような体験をしました。
クラスメイトの韓国人の名前が、欧米人にはどうも発音が困難ということで、
韓国人たちは、カタリーナやフェデリコ等、全員欧米風のニックネームを用いることとなったのです。
ちなみに、日本人の耳からしても、韓国語ネイティブの発音は、
よくある「ペ・ヨンジュン」や「イ・ヨンエ」等のカタカナ表記のそれとはまったく異なる複雑なものでした。

米国は多人種多民族国家なので、話し相手によって、色々な言語風に読み方をアレンジして発音されることもあります。
私の下の名前の最初の文字は「は」なのですが、スペイン語圏出身の人からは、
“H”を発音しない「あ」で呼ばれていました。

お互いにちょっともどかしい気は拭えないのですが、
名前の発音が変わったことで、普段とは少し違う自分になったような気分を楽しむのも良いかもしれません☆

魅力ばっかり★カリフォルニア

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
皆様は、米国の50の州のうちどこが一番お好きですか?
某アイドルグループの結成人数48という数字よりも大きい、50の州たち。
贔屓のメンバー(州)が出てきても、何ら不思議はありません。
今回は、私の最も大好きなカリフォルニア州について少しご紹介したいと思います!!

米国西部地方、太平洋を望むカリフォルニア州。
ニューヨークやワシントン等の大都会を押し退け、何と米国州別人口第1位を誇ります。
人種構成は、白人約40%, 次いでヒスパニックが37%, アジア系が13%,
黒人が6%, インディアンが1%に、混血が5%です。(2010年国勢調査より)
他の州に比べ、ヒスパニックやアジア系の割合の多いのが特徴ですね。
元々メキシコ領の地域だったこともあり、スペイン語の地名が非常にたくさんあります。
州都はサクラメント。「秘跡」の意です。
「カリフォルニア」という名前の由来は、叙事詩『ロランの歌』に登場する空想の国
“Califerne”にちなんで、かのエルナン・コルテスが命名したと言われています。
農業大国の米国内でもトップの農産物販売額を誇り、そうかと思えばロサンゼルス等の名所で観光業も盛んです。
魅力がいっぱいで一筋縄では行かないカリフォルニア州。
調べてみると、好きな要素が必ず見つかると思いますよ♪

最後に、そんなカリフォルニア州の建造物に関する知識が詰まった、お役立ち情報を紹介いたします!
カリフォルニア

遠く思える州ですが、日本とは太平洋で繋がっているのです…☆

米国人に好評な日本名物

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。

明日から5月ですね。
巷では茶摘みの季節。な?つ?も? ち?かづ?く は?ちじゅ?う?は?ち?や♪ の歌を口ずさみたくなります。
お茶と言えば、欧米人へのお土産に、抹茶系スイーツが大人気なのはご存知ですか?
以前、米国人のクラスメイトが「日本へ旅行したときに買う物」メモを見せてくれました。
そこには、抹茶ポッキー、抹茶キットカット等々、抹茶系スイーツの文字がずらり。
「家族や友達からのリクエストも含まれているんだ!」と得意気でした。
これを目撃したときの私は、なんてありがたい情報を入手できたのだろう、とほくほくしたものです。
実は留学開始時の私は、ホストマザーへのお土産に少し特殊な餡子のお土産を渡し、失敗をしていました。
日本らしいものを日本らしいものをと選んだその品は、ホストマザーの口には合わなかったようです。
結局、ほとんど私が食べる羽目になりました。
そういう苦い経験があったため、欧米人にウケる日本土産の情報を仕入れたことは、願ってもいない収穫でした。
ちなみに私は成人するまで抹茶を味わったことが無かったのですが、
最初こそ「単なる葉っぱの味じゃん」と短絡的な感想を呟いていたものの、すぐにその深みのある風味に夢中になっていきました。
幼い頃から慣れ親しんだ…というわけではない米国人の方々にも、かなりお勧めのお土産なのです!!
と、ここまで抹茶のお話をしてみましたが、
摘んだ後に色々と加工を施して出荷される抹茶は、新茶のこの季節が旬とは限らないそうです。
旬になるまで、もう少し待っちゃいかが?といったところです★

そして本日の記事では、前回ご好評をいただいた「アメリカの歴史建造物」の第2弾をご紹介いたします!!
今回は、政治的背景の強い建造物の多い、あの都市の登場です。
詳しくはこちら↓↓からどうぞ!
ワシントン

右手にはワッフル 左手にはチョコレート

こんにちは!エスタ.com 担当の上野です。

先日、スターバックスでこんなやり取りを目にしました。
店員さん「店内でお召し上がりですか?」
お客様「アメリカンワッフル」

ちなみに、お持ち帰りでした。

ワッフルと言えば、やはり発祥地ベルギーの名物というイメージがあります。
では、わざわざアメリカンと称するアメリカンワッフルは、一体どんな特徴を持っているのでしょうか?
調べてみたところ、意外にあっさりと両者の違いがわかりました。
決め手は生地を膨らませるための材料です。
ベルギーワッフルはイーストを、アメリカンワッフルはベーキングパウダーを使用するのだそうです。

なるほど。確かにベルギーワッフルは比較的しっかりとした噛み応えがありますし、アメリカンワッフルはふわふわな印象です。
ワッフルといえば、他にも凹凸型ではなく楕円のスポンジ生地のようなものや、
薄く伸ばした硬い網模様の、クッキー生地みたいなものもありますよね。
色々なスタイルのあるお料理も、国の名前が付いているものなんかは、成り立ちを調べてみると面白いかもしれません☆
個人的には、発酵要らずでふわふわを目指すアメリカンワッフル生地が、何とも米国らしいと思ったり…♪

本日のおやつはアメリカンワッフルに決定です☆

アメリカ?米国?合衆国?

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。

皆様は、マクドナルドのことを何と略して呼びますか?
東日本ではマック、西日本ではマクド、穴場でマクナル…といった説があります。
余談ですが、サイゼリヤはほとんどの方がサイゼと呼びますよね。
私はゼリヤと呼んでみようと思います。
さて本題です。皆様、アメリカ合衆国のことを普段どう呼んでいますか?
このエスタ.comのHPでもそうなのですが、きっとほぼすべての方が「アメリカ」と呼ぶのではないでしょうか。
私もそうでした……大学に入るまでは。
入学したのは、南北アメリカ大陸について学ぶ学科。
単に「アメリカ」と言うと、国を指すのか大陸全体を指すのか、ややこしくなってしまう、
「アメリカ」とはアメリカ合衆国だけに使われるべき呼称ではない、
という教授陣の細やかな主張により、アメリカ呼びははばかられたのです。
そこで、では合衆国と呼んでみようという案に行き着いたのですが、
メキシコと紛らわしいということで没になりました。
ちなみに、「合衆国」の一語それだけで世界中がアメリカ合衆国を想像し、
メキシコはアメリカの弟分なのだと認識される傾向があるとか。
そこでメキシコでは、合衆国を名乗るのをやめて
単に「メキシコ」という国名にしようではないかという動きも高まっているといいます。
話が少し逸れましたが、こうして私はアメリカ合衆国を「米国」と呼ぶに落ち着いたのです。
そういえば、中国語では米国を「美国」と書くそうですね。
皆様が、また世界の国々がどのような呼び方をするのか、かなり興味深いです☆☆

欧米諸国の言い伝え

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。

皆様は迷信を信じますか?
夜に口笛を吹くと泥棒や蛇が現れるとか、
「天気予報、天気予報」と唱えてから食事をすると生モノに中らないとかいうアレです。
どうも日本ではお年寄りが信じるものというイメージがありますが、
米国を初めとする欧米諸国では、実は若い人たちも迷信が大好きだと言います。
今回は、米国の迷信をご紹介いたしましょう!

『木を叩いて運を上昇!?』
幸運を呼ぶ動作として、木製の机をコンコンとノックするそうです。
縁起でもないことを言われても、木を叩けば安心だとか。

『鏡が割れると7年不幸が付きまとう』
鏡は己を映すもの。傷付けたら確かに自分に災いが訪れそうです。
日本では、櫛やお茶碗が「壊れると不吉なもの」として語られますね。

『屋内で傘を開くことなかれ』
家の中で傘を開くと縁起が悪いということです。
お店で傘を買うとき、柄を見るために広げたいときはどうしたら良いのでしょう?

いかがでしたか?
私が留学していた頃、授業でこれらの迷信を習ったのですが、
欧米各国出身のクラスメイトが「あーあるある」と納得していたのに対し、
私は淋しくもすべて新鮮な気持ちで学ぶことができました。
ちなみに、『黒猫が前を横切ると悪いことが起きる』というものは日本と欧米も同じだそうです!
横切られないよう、頑張って駆け抜けてみましょう!!

米国4月のイベント★

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
米国はもちろん、キリスト教圏の国々では、毎年イースターのお祝いが行われます。
日本ではそこまで馴染みの無いイースター。
その正体は、十字架へ磔刑となったキリストが3日目に生き返ったことを記念する「復活祭」です。
開催は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とのことで、米国では今年は4月5日に行われます。

さて、クリスマスにツリーが飾られるように、イースターならではの装飾ももちろん存在します。
それが、「イースターエッグ」です。
ひよこが殻を破って新たな生を授かる様が、キリストの復活を象徴するのにぴったりですね。
イースターエッグと言っても、色々な彩り方があります。
家庭でも簡単に作れる、ゆで卵にカラフルなペイントを施しもの。高級美術品として、金銀宝石を施されたもの。
ただ、最も伝統的でスタンダードなものは、全身真っ赤に染まったイースターエッグです。

さて、写真は件の真っ赤なイースターエッグ…ではなく、スペインで手に入れた「卵のような形のトマト」です!笑
この記事を書いているのは、奇しくもエイプリルフール。
トマトを卵と言ってみる、私からの「真っ赤」な嘘でした!

米国式☆花粉で美容と健康を

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
3月も間も無く終わり。春真っ盛りな毎日ですね!
英語で「春」を表す“spring”は、他にもご存知「バネ」や、水などが「湧き出る」といった意味があります。
新たな門出を意識するにぴったりな季節ということがわかりますね♪
私は四季では春が一番好きです。

さて、そんな春ですが、困ってしまうのが花粉症です。
米国にはスギの分布がほとんど無いので、日本で花粉症に悩んでいるお方は米国の春をとても快適に思われるかもしれません。
ちなみに米国で主流な花粉症と言えば、秋に猛威を振るうブタクサだそうです。
日本では花粉症対策にマスクが使われますが、米国のみならず海外ではマスクは「病気を他人に感染させてしまいそうなとき」しか着用しないとのこと。
一体全体、米国の花粉症対策はどのようなことをしているのでしょう。
実は近年、米国で「完全無欠」と評されるビーポーレンという健康食品が、花粉症対策としても名を馳せているといいます。
Bee(蜜蜂)が集めた花粉(pollen)が元になったこのビーポーレン、女王蜂の食糧にもなる、栄養満点の食品なのだとか。
アンチエイジング等の美容効果のみに留まらず、アレルギーを緩和する力もあるというので驚きです。
米国で話題のビーポーレン療法。花粉症も治り、美しくなれるなんて言うことないかもしれません!?

米国発祥チキンの噂を追え!?後編?

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
前回の記事では、「米国ケンタッキー州発祥のケンタッキー・フライド・チキンの味付けが、各国で異なるらしい。そしてカーネルサンダース氏は、日本の味付けを絶賛したらしい」という噂の真偽を確かめるべく、日本KFC様へ問合せを送信したと書かせていただきました。
おかげ様で、迅速に、極めてご丁寧で心の籠もったご返事を頂戴することができました。
果たして、そのご返答は……!!

「秘伝の11種のスパイスは世界共通。しかし配合は各国独自。また、衣に使用する小麦粉や、フライする際の油も国ごとの判断で準備している」
…とのことでした。
何ということでしょう!とても興味深いご解答です。つまり、スパイスの配合如何によって、少し辛かったり、または甘かったり。味の違いは確かに存在するということです。
小麦や油の違いも大きいですね。中国ではごま油(?)、スペインではオリーブオイル(?)等、国の特徴が出るのかもしれません。

【結論】
米国発祥のケンタッキー・フライド・チキンは、元になる11種類のスパイスを世界各地で共有し、各国独自の配合で提供しているため、味が異なるのです。
そして日本の配合は、カーネルサンダース氏も大満足のオリジナル再現度ということでした。

米国から飛び出して世界中で愛されるケンタッキー・フライド・チキン。豆知識でしたが、ちょっぴり米国に詳しくなれた気がしませんか?
最後になりましたが、メール並びにお電話にて温かいご対応をしてくださった日本KFC様、本当にありがとうございました!

米国発祥チキンの噂を追え!?前編?

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
私の留学先での授業中、ケンタッキー州出身の米国人学生が「僕の出身地の名産品といったら何を思い浮かべる?」という質問を行いました。
私を含めた学生たち、そして先生までもが一斉に、「ケンタッキーフライドチキンかな」と答えた瞬間のシュールさを、忘れることはないでしょう。
そういえば、ケンタッキーについてこんな都市伝説を耳にしたことはありませんか?
「ケンタッキーの創設者・カーネルサンダース氏が世界中の店舗を訪れた結果、
日本のケンタッキーの味付けを一番美味しいと絶賛した」というものです。
私がこの噂をイギリス人の女の子に語ったとき、「気は確か?チェーン店なんだから、世界で味が違うなんてあるはずないわ」と一蹴され、涙しました。
せっかく米国に関する記事を書く機会に恵まれたいま、事の真偽を確かめてみようと思います。
さすがにケンタッキーの食べ比べのために世界中を飛ぶことはできかねますので、ここは日本KFC様の本部に直接問い合わせることにしました。
その前に、もしかするとHPに説明があるかもと思い、「よくある質問」の欄をチェック。
すると興味深い記載がありました。「カーネルサンダース氏が来日した際、日本のチキンをオリジナル再現率が高いと評した」という内容です。
これはこれは。世界で味が異なる可能性が跳ね上がりましたよ。
ですが、氏来日時とシステムが変わることもあるでしょう。
念には念を入れ…「ケンタッキーフライドチキンは世界各国で味付けが異なるのか」と問い合わせる私の手は、ついに送信ボタンを押していました。
気になるご解答は、来週ご紹介いたします!!