こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
以前、留学先でイギリス人の女の子と一緒に住んでいたときに、ちょっとしたハプニングに遭いました。
ロンドン出身の彼女はある晩、私へ突如こう言い放ったのです。
「ねえ、あなたはイギリス英語とアメリカ英語、どっちが好き?」
えっ?
当時の私は「クイーンズイングリッシュ」や「アメリカ英語」と呼ばれる存在のあることは知っていましたが、
両者の具体的な違いまでは露も把握しておらず、ましてや「好き嫌い」で語る対象として認識できるほど、詳しい状態にはありませんでした。
ただ一つ断言できるのは、目の前のイギリス人の目が相当に座っていて、自分は返答を誤ればただでは済まない状況下に置かれている、ということです。
白状します。私は彼女の視線があまりにも恐ろしくて、「ははは、もちろんイギリスの英語だよ!!」という言葉を発していました。
私の答えを聞いた彼女はたいそう満足そうな顔を見せ、「当然よ」と言い残し去っていきました。
さて、新大陸「発見」後にイギリス人の入植によって英語が広まった米国ですが、
実は意外や意外、エリザベス1世の時代の英語を流入したためか、イギリス英語よりも古い形を保っている場合もあるそうです。
そもそも、あれだけ広大な土地の米国。もともとは他の国でさえあった地域も加わっていますので、同じ英語でも言葉の違いは実に顕著なものとなることでしょう。
「アメリカ英語」という、研究し甲斐のありそうな存在。これを探るための米国旅行を、いつの日か実践させてみたいものです。
こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
来る6月21日といえば、そう……父の日ですね!
父の日のプレゼントというと、やはりネクタイの人気が根強い印象です。
クールビズも何のその。家族から贈られたネクタイは、お父さんにとって掛け替えの無い宝物なのだろうなと思います。
さて、日本では父の日は6月の第3日曜日です。実は、奇しくも米国でも父の日は同じく6月第3日曜日。
おお、何たる偶然!と感激する私に、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
「そもそも父の日の発祥は、米国だった!」と…!!
実は、父の日の始まりは1909年の米国ワシントン州でのこと。
ソノラちゃんという女性が、男手1つで育ててくれたお父さんのために、牧師先生へ頼み込んで礼拝をしたのが成り立ちだそうです。
その礼拝をした日が、彼女のお父さんの生まれ月であった6月のことでした。
そして翌年、既に母の日の存在があるなか、ソノラちゃんは「父の日もあるべきだわ!」と、牧師教会へ向けて声を上げたと言います。
時は流れて1916年。当時の大統領ウッドロー・ウィルソンは、彼女の故郷を訪れて演説を行いました。
これが、父の日が広く認知されるようになった経緯です。
更に年月が経過し、時代は1966年。当時の大統領リンドン・ジョンソンが大統領告示によって父の日を称賛し、6月第3日曜日を父の日に取り決めたと言います。
その後1972年、米国の正式な記念日として制定されました。
また、母の日の花がカーネーションであるのに対して、父の日はバラ。
これも、ソノラちゃんがお父さんの墓前に白いバラを供えたことに由来します。
父の日という1日は、「感謝の意を表したい」という強い願いや行動によってできたのですね。
米国発祥の素敵な記念日のご紹介でした☆
こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
6月14日は、米国では“Flag Day”という祝日に当たります。
日本では祝日のことを「旗日」と言うことがありますが、
そうした意味合いではなく、純粋に国旗に関する「旗の日」という祝日です。
今回は、米国の国旗についてお話してみましょう☆
スッと伸びる計13本の赤と白のストライプ。そして左上の濃紺カントン、そこに散りばめられた50の星々。
「星条旗」の呼び名で親しまれる「合衆国国旗」は、日本でも言わずと知れた存在です。
赤は勇気、白は真実、青は正義を、それぞれ表しているのだとか。
ちなみに赤白ストライプの総数は独立当初の州の数です。
また、星の数はそのときの州の数に相当するので、星条旗のデザインはしょっちゅう変化してきました。
星条旗が米国の国旗として制定されたのは、独立翌年の1777年6月14日のこと。
当時は13の州しか無かったため、星の数も13個だけでした。
いまの50個の星が輝いているデザインは、星条旗史上最も長く利用されています。
ところで、普通は国旗というものは横向きの状態を想定しています。
縦向きに掲揚する場合、「時計回りに90°回転」という国際規定があるのですが、星条旗は例外です。
青のカントンが必ず左上に来るように、時計回りに90°回してから、更に裏返すというのが正式な掲げ方だとか。
ただでさえ、向きの間違いで大きなトラブルになることが多い国旗掲揚。イレギュラーで泣かせてくる星条旗は、ちょっぴりはた迷惑かもしれません…はただけに。
さてさて。通りすがりに見掛けた星条旗も、裏返しの手順を踏まず向きが誤っていたのですが、近くには鏡があったので、映り込む姿はバッチリでした!
星条旗の“Old Glory”(古き栄光)という別名も格好いいなと思います☆☆
こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
先ほど、エスタ.com担当ではないスタッフへ、好きなおにぎりの具を訊ねるかのように「アメリカでどの州が一番好きですか?」と質問したところ、返答に困らせてしまうという事案が発生いたしました。
それもそのはずです。いくら米国が50という非常に多くの州に恵まれていたとしても、各州について知る機会が無かったなら、好きになりようがないのですから……
そんな悩めるエスタ.comブログ担当者の元に、何とも嬉しいお役立ち情報が届いたではありませんか!!
題して「旅行に役立つ州ごとの特徴」という今回のコンテンツ。
あなたの推しメンならぬ推し州の紹介もあるかもしれませんので、下記リンクより是非ともご覧ください♪♪
■旅行に役立つ州ごとの特徴
いかがでしたか??私の大好きなカリフォルニア州の紹介もありました!
米国では各州の独立性の強さから、連邦政府に並ぶ権限を州が持っていることが多いです。
法律も、連邦法と州法とがあり、日本では総じて「アメリカ法」と呼びます。
米国の「銃社会」などという呼称一つ取り上げてみても、規制に関しては州毎に大きく異なるので、十把一絡げに語ることはできません。
また、米国の州が増えたり減ったり…という歴史の背景には、他国との戦争があります。
特に、今回ご紹介しているニューメキシコ州についても、米墨戦争で多くの犠牲者が出たことは痛ましい事実です。
上記のページで興味を持てる州ができたなら、歴史を調べてみるのも旅行を充実させる手段になります。
輝かしい歴史ばかりではないかもしれませんが、だからこそ知ることも時には必要かもしれません。
ところで、冒頭の質問時に「日本人に一番人気のある州ってどこでしょうかねえ」と付け加えたところ、「ハワイじゃないでしょうか」との即答をいただきました。
た、確かに…!それでは、ハワイのビーチの写真をどうぞ☆