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英語への興味・こだわり

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
以前、留学先でイギリス人の女の子と一緒に住んでいたときに、ちょっとしたハプニングに遭いました。
ロンドン出身の彼女はある晩、私へ突如こう言い放ったのです。
「ねえ、あなたはイギリス英語とアメリカ英語、どっちが好き?」
えっ?
当時の私は「クイーンズイングリッシュ」や「アメリカ英語」と呼ばれる存在のあることは知っていましたが、
両者の具体的な違いまでは露も把握しておらず、ましてや「好き嫌い」で語る対象として認識できるほど、詳しい状態にはありませんでした。
ただ一つ断言できるのは、目の前のイギリス人の目が相当に座っていて、自分は返答を誤ればただでは済まない状況下に置かれている、ということです。
白状します。私は彼女の視線があまりにも恐ろしくて、「ははは、もちろんイギリスの英語だよ!!」という言葉を発していました。
私の答えを聞いた彼女はたいそう満足そうな顔を見せ、「当然よ」と言い残し去っていきました。
さて、新大陸「発見」後にイギリス人の入植によって英語が広まった米国ですが、
実は意外や意外、エリザベス1世の時代の英語を流入したためか、イギリス英語よりも古い形を保っている場合もあるそうです。
そもそも、あれだけ広大な土地の米国。もともとは他の国でさえあった地域も加わっていますので、同じ英語でも言葉の違いは実に顕著なものとなることでしょう。
「アメリカ英語」という、研究し甲斐のありそうな存在。これを探るための米国旅行を、いつの日か実践させてみたいものです。