こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
日本では、外国人の名前をカタカナで表すのが普通ですが、
実際の発音はカタカナ表記のそれとはまったく異なるのが常ですよね。
例えば英語圏の Michael は マイケル と記されますが、
いざネイティブの発音を聴いてみると、マィコゥ…のような。マイケルとは違うかな、といった感じです。
このように、外国人の名前の発音は一筋縄では行かないものが多々ありますが、逆に外国人からしても我々日本人の名前の発音は難しいことがあるようです。
例えば、「ノリコ」さんという名前が米国留学をしていた際、
どんなに「私の名前は“Noriko”よ!」と説明しても、周囲は断固、“Moriko”と呼び続けたといいます。
幾度の主張にも関わらず「モリコ」呼びが改善しなかったのですから、
単に本来の名前が聴き取りづらかったから、というわけではなさそうです。
私も留学中に、似たような体験をしました。
クラスメイトの韓国人の名前が、欧米人にはどうも発音が困難ということで、
韓国人たちは、カタリーナやフェデリコ等、全員欧米風のニックネームを用いることとなったのです。
ちなみに、日本人の耳からしても、韓国語ネイティブの発音は、
よくある「ペ・ヨンジュン」や「イ・ヨンエ」等のカタカナ表記のそれとはまったく異なる複雑なものでした。
米国は多人種多民族国家なので、話し相手によって、色々な言語風に読み方をアレンジして発音されることもあります。
私の下の名前の最初の文字は「は」なのですが、スペイン語圏出身の人からは、
“H”を発音しない「あ」で呼ばれていました。
お互いにちょっともどかしい気は拭えないのですが、
名前の発音が変わったことで、普段とは少し違う自分になったような気分を楽しむのも良いかもしれません☆