こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
遅ればせながら、先日生まれて初めてディズニーアニメ映画『美女と野獣』を鑑賞いたしました。
フランスで生まれ、米国でアニメとして命を吹き込まれ……
最終的には、ディズニーの手によってだいぶアメリカナイズされた作品となって、世界でも広く知られています。
ヒロインの名前「ベル」も、もともとは「美人さん」を意味するフランス語の愛称でしかなかったのを、
個人の名前として定着させたのが、ディズニーアニメ版なのです。
ちなみに米国では登場人物に名前の無いことに違和感を覚えるそうで、
主人公に名前の無い『ICO』という日本のゲームが米国で発売された際も、
ユーザーたちの間で独自に「もう主人公のことを“ICO”って呼ぼうぜ!」という展開となったそうです。
(余談ですがこの設定は日本へ逆輸入され、いまでは国内でも主人公が「イコ」と呼ばれています。)
『白雪姫』や『リトルマーメイド』、『アラジン』といった多くのディズニー作品も、
外国で生まれた原作に、ディズニーがオリジナル要素を加えたリメイクを施したものです。
童話って原作を読むと意外とえげつない描写や残酷な展開も多いのですけれど、
そこはさすが、「夢を与える」ディズニー。
小さい子どもから大人まで楽しめる物語へ変身させています。
ディズニー作品鑑賞後に原作を手に取ってみると、色々な驚きがあるかもしれません☆
ちなみに私がいま頃『美女と野獣』を観たのは、来月末に某劇団の演じるミュージカル『美女と野獣』を観劇しに行くからです。
キャラクラーデザイン然り、楽曲然り……このミュージカルに関しては、ディズニー版がれっきとした原作です。
「ディズニー版」と立派に一ジャンル築く米国って、やっぱり偉大ですね!!