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2位じゃすごいんですか?すごいんです

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
米国の公用語は英語です!と言いたいところですが、「人種のサラダボウル」の評判に配慮してか、公用語の制定はありせん。
英語はあくまでも、「事実上」公用語のような扱いとなっているだけなのです。
今月上旬、スペインに本拠地を置くセルバンテス文化センターは、「米国がスペイン語話者の人口で世界第2位となった」と発表しました。
ちなみに1位は、もちろんスペイン本国!!…ではなく、米国お隣のメキシコ合衆国(以下、メキシコと呼称)です。
実は米国でスペイン語話者が増えるのは、ほとんどがこのメキシコからの移民が要因しています。
メキシコの公用語がスペイン語なので、移民とその子孫といったスペイン語話者人口が多くなるのです。
米国に於けるこうしたスペイン語話者は「ヒスパニック」や「ラティーノ」と呼ばれ、経済面や文化面の摩擦等、問題を抱えていることもしばしば。
こうした複雑な事情もあるのは確かですが、多人種多民族国家ならではの魅力もいっぱいです。
ヒスパニック・ラティーノ文化が気になる方は、カリフォルニアやニューメキシコ等の南西部の州への観光がお勧めですよ☆
それにしても、万が一「日本語話者の数が、日本よりも米国のほうが上」なんていう瞬間が来たら、かなり不思議な気持ちになりそうですよね……