スタッフブログ

Independence Day

こんにちは!エスタ.com担当の上野です。
7月4日の、米国「独立記念日」が近付いてきました!
国の数ある祝日の中でも、独立記念日は最も盛大に開催されるとしても過言ではない記念日です。
米国の独立宣言発表は1776年。当時から200年余と、大国にして相当に新しい国です。
イギリスを初めとする、ヨーロッパ諸国の支配下にあった米国がなぜ独立に到ったかと言いますと、フレンチ・インディアン戦争(1754-1763)で、イギリスが大きな経済的損失を抱えたのがそもそものきっかけです。
少しでも費用を回収するため、イギリス本国が何をしたか。米国を支配していた、植民地のイギリス人たちに対する課税の強化です。
植民地イギリス人側に、議員を選出しての発言権が認められていないにも関わらず、税収だけは日に日に重くなるばかり……
植民地側イギリス人は、「代表無くして課税無し!!」をスローガンに、本国への不満をひたすら募らせていくのでした。
こうして、いわゆる米国「13の植民地」が独立への意志を確固たるものにしていったのです。
お金に目が眩んだあまり現場の事情を無視しして、権力に飽かせて暴政を働くとろくなことにならない……そう実感いたしました。
それはそうと、米国の独立戦争が終結し、本当の意味で独立を果たすことができたのは、1783年のことです。
終結時のパリ条約ではなく、独立宣言を謳った当時を独立記念日に制定していることが、妙に奥深いことのように感じられます。