雨の日は
2016年06月21日 看護師サーチスタッフ/カテゴリ:その他
こんにちは!
看護師サーチスタッフの穂田です。
6月ももうすぐ終わりですが、雨の日が続きいて肌寒い日が続いていますね。
来月になるとカラッと晴れて夏が来るのでしょうか。
去年の猛暑のように暑い日が来るのかと思うと今の中途半端な気候が続いてほしい気もしますが…^^
雨が降るのはやっぱり嫌ですね。
雨の日というと家の中で過ごす事も多いかと思いますが、子供の頃にてるてる坊主を作った経験のある人もいるのではないでしょうか?
ティッシュペーパーやハンカチ等に綿や丸めたティッシュを包んで作った人形を窓際に吊るして雨が止むのを乞うおまじないですが、海外(特にアメリカやヨーロッパ)の人には少し不思議な物のように映るようです。
というのも、アメリカやヨーロッパでは同じように作られた人形はてるてる坊主ではなく幽霊とされていて、ハロウィンの時の飾りつけに使われるようです。
ですから、なんで窓際に幽霊人形を吊るしているんだろう?って思ってしまうみたいです。
ちなみにてるてる坊主は中国から伝わったおまじないで、中国では掃晴娘(サオチンニャン)と呼ばれるほうきを持った女の子の切り絵を窓際に吊るします。また、日本と同じようなてるてる坊主の形状でも端切れやカラフルなハンカチを使って作られます(女の子ですから)
掃晴娘は切り紙が得意な女の子でその噂を聞いた東海龍王が太子の妻になる事(従わなければ北京を雨で沈める)を所望し天に上がって神様の妻になったという悲しいオハナシ。
切り絵を吊るすのは彼女が切り絵が得意だったこと、また掃晴娘はほうきで雨を払い、晴れを呼ぶと言われています。
一緒に掃晴娘の好物のお饅頭を作って供えると効果があるとも言われていました。
これらは雨の日にはゆっくり家の中でお饅頭を作ったり、切り絵をしたりする時間が撮れたというのもあるかもしれません。
そんな女の子の人形がなぜ日本では坊主になったのかというと、頭の形が坊主頭のように見える、晴れを祈祷する坊主は男性の僧侶が多い、等いろいろな説がありますがあまりはっきりした理由は分かっていないようです^^;