サンライズキッズ看護師のコラム

かゆい かゆい かゆい 2022-10-28

文字に起こすだけでも痒くなってきました...

痛いことも辛いですが、痒いことも辛いですよね。

子どもだったら尚更、理由も理解できないまま大人に我慢を強いられ、ストレスに違いありません。

今回は、かゆみのメカニズムや、かゆみを薬以外で抑える方法などお話ししたいと思います。

『何故痒くなるの?』

身体には様々な防御反応がありますが、【かゆみ】もその一つです。

皮膚の表面や内部に異物が侵入して来た時に、身体はかゆみで異物を取り除こうとします。

皮膚に異常が発生すると、かゆみ物質であるヒスタミンが大量に分泌されて、神経がそれをキャッチして強烈なかゆみが発生します。

『掻けば掻くほど痒くなる』

痒い所を掻くと一時的に「気持ちが良い」と感じます。しかし、痒みがあり掻くと、更にかゆみ物質が放出されて、さらに掻くことで肌のバリア機能が低下して、外部からの刺激に敏感になって悪循環に陥ります。

『痒みを抑えたい』

皮膚の温度を下げることで痒みの知覚神経の興奮が収まります。まずは、掻かずに冷やしましょう。アイスノンや冷たいタオル、保冷材などをガーゼでくるんで痒みのある個所に当ててかゆみを鎮めたり、シャワーで身体を冷やすことも効果的でしょう。

乾燥が原因で痒みが出ている時は、保湿剤などを塗るとかゆみが治まることがあります。乾燥が目立つ場合はシャワーや入浴後直ぐに保湿剤を塗る習慣をつけると良いでしょう。ただし、赤みがある場合などは炎症のサインかもしれないので医師の診察を受けることが無難です。

『医師の診察を受けた方が良い基準』

・かゆみが長期間続いている

・かゆみの範囲が拡大している

・かゆみが強くて眠れない

・冷やしたり保湿剤など使用してもかゆみが治まらない

・赤みが強い場合や、掻いた傷から浸出液や膿が出ている

 

子どもの場合、痒みによって眠れない・遊べない・血が出るまで搔いている場合は、かかりつけ医などの医師にご相談ください。

 

サンライズキッズ保育園では、薬の投与は行っていないため、痒みがある場合などは保冷材などで痒みを鎮める対応をしています。その状況をご家族とも共有し、自宅でのその後の経過なども情報として得るように努めています。また、爪の長さもチェックして皮膚を傷つけないようにすることも日々の観察として行っています。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子