サンライズキッズ看護師のコラム

気を付けたい魚の骨 2022-10-11

皆さんは魚料理が好きですか?

私は嫌いではありませんが、骨が刺さることを恐れながら食べているような状況です。

刺身だから大丈夫と思って食べていても、骨を見つけてしまいます。

でも、日本には魚の調理法が沢山あり、大人だけではなく子どもも魚が好きな人は多いでしょうね。

特に、秋になるとキャンプやバーベキューで魚を釣ってその場で調理して食べる機会も増えるのではないでしょうか?

今回は、魚の骨が刺さってしまった時の注意点についてお話したいと思います。

『子どもに骨が刺さってしまった時の子どもの見せるサイン』

・喉元を押さえて泣く

・オエオエと吐き真似をする

・口の中に指を入れる

・ごっくんするときにしかめっ面する

・ごっくんしてから「いたい」と言う

『骨が刺さったらどうする?』

子どものサインを理解したら食事を中断して口の中を見てみましょう。見える範囲にあるようであれば取り除き、見えない範囲であれば耳鼻咽喉科で診察をしてもらいましょう。

骨の刺さりが浅い場合は、お茶を飲んだり、うがいをしたりすることで骨が取れることがありますが、刺さりが深いと難しいです。ご飯の丸飲みで骨が取れるという話を聞いたことがありますが、骨の刺さりが更に深くなることがあるので絶対にやめましょう。窒息の危険もあります。

『予防するためには』

学童期の子どもでは食育の一環として、魚の骨を取り除く練習をすると良いですが、幼児期以下は大人が骨を取り除き食べやすくして提供することが安全です。

 

魚の骨が刺さっているかもしれないと思われたら、喉の粘膜が傷つき炎症を起こしてしまう事もあるので、自宅で様子を見るのではなく耳鼻咽喉科に相談をしましょう。

 

 

サンライズキッズ保育園では、自園調理のため調理担当者が魚の骨が無いか必ずチェックして安全な食材を提供しています。魚料理は子どもたちに人気で「ちょうだい!」とお代わり率がとても高いです。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子