子どものぐずり(幼児期) 2022-12-28
子どもがぐずつく原因は様々です。でも、原因がわからずぐずった時にどうしたら良いのか困惑する保護者様は多いのではないでしょうか?泣いている理由もわからない、一体どうしたら泣き止むのか、焦ってしまいその気持ちが伝わり更にぐずついてしまう事もあります。
今回は、原因と対処法をお話して、お役に立てることがあれば幸いです。
『年齢別の考えられる原因と対処』
1歳頃
歩き始め、行動も活発になる頃。
言葉を覚え始めますが、まだ自分の気持ちを伝えるほどは話せないので、自分の感じたことややりたいことなどが他者に伝えられません。それが辛くてぐずり始め、次第に自分自身でもどうしたら良いのか分からなくなりぐずりが止まなくなります。
そんな時は、覚えたての言葉を聞いてあげ、「〇〇したかったね」「〇〇だったね。わかったよ」などと、言葉を代弁しつつ気持ちを受け止めてあげると、安心して落ち着くことがあるでしょう。
2-3歳頃
イヤイヤ期と呼ばれる頃。
二語分を話し始め、自分自身の気持ちを他者に伝えることが増えてきます。そして、他者の言葉も理解し始め「イヤ」とよく言うようになります。自分で出来ることはやり遂げたく、大人の手伝いを拒み、でも上手くいかないとぐずり始めます。
そんな時は、原因を子ども自身にまず聞いてみましょう。そして、一緒に解決できるよう話をしてみましょう。「一緒にやってみる?」「もう一度頑張る?」など、子どものやりたい気持ちを大事にして前に進んでみましょう。
4-5歳頃
自己主張もしっかりでき、身の回りのことが一人で出来るようになる頃。
身体の不調や不安や恐怖を感じた感情をぐずりながら伝えることがあります。
しっかりお話が出来る時期なので、ゆっくり話を聞き、原因を追究し、それらを取り除いてあげましょう。
『どんな場合もまず行う事』
・目を見て体に触れながら気持ちを受け止めましょう
・体温を感じながら体調をチェックしましょう
・余裕が無くてイライラしてしまってもその場ではぐっと堪えましょう
サンライズキッズ保育園では、0歳から2歳までのお子様をお預かりしています。
各発達段階や個性に応じて対応し、スキンシップをして、目を見て子どもの思いを受け止めて、ぐずつきの原因を解決できるよう心掛けています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子