国際恋愛をしたことがある方なら経験があると思いますが、
国際恋愛をしているときって、
「私は今国際恋愛をしているんだわ」ということが常に頭の片隅にある状態ではないでしょうか。
特に国際恋愛に憧れていた方などは、「私の彼はアメリカ人」とか、
そんな風に最初から自分とは遠い世界の人と付き合っているということを
自分に意識させてしまうことはないでしょうか。
確かに違う国籍の方とお付き合いをしていることは事実ですし、
そう思うと“自分は他の人とは違う”という思いも出てきて、
それは恋愛としてとても楽しいかもしれません。
でもだんだん付き合っていくと、やはり“違い”を感じる部分がたくさん出てくると思います。
違いが出てきて、その違いを受け入れられなかった時の言い訳が、
「やっぱり国が違うから」とか「彼は外国人だから」のようになってしまうことがあります。
その違いは本当に国が違うという理由からだけなのでしょうか。
たとえば日本人同士でも価値観の違いなどで、分かりあえなかったり
伝わらなかったりすることも多々あると思います。
確かに国の違いから、最初は理解できないこともあるかもしれません。

私が前にお付き合いしたことがある方とのこんなエピソードがあります。
私と彼はしばらく遠距離をしていたので、彼と会うのは4ヶ月ぶりでした。
そのとき彼のお母様と一緒に彼に会いに行ったのですが、
彼にとってお母様と会うのもやはり4ヶ月ぶりでした。
私の頭のなかは、彼との感動の再会(!?)でいっぱいでした。
しかし、彼は想像もしなかった行動をとったのです。
確かに私のことも見ましたが、まずお母様をギュッと抱きしめ、
私の目の前でキスをしたのです。
私は彼に会えた喜びよりも、そちらに衝撃を受けました。
これは明らかに文化の違いですよね。
日本ではよほどのマザコンの方でない限りこのような光景は見られないと思います。

このときの私は“文化の違い”“国の違い”として自分の中で理解しようと努力しました。
でもやっぱり気になってしまって、結局彼に聞いたんです。
「これって普通なの?」って。
彼は、「●●(国の名前)では普通だよ」と言っていました。
彼から直接聞くことで私の気持ちは落ち着きました。
なおかつその国の友達にも聞いてしまいました。
答えは“人によってではあるが、する人もいる”とのことでした。
ようやく私の不安な気持ちは消えました。

この経験からも言えるように、やはり何でも不安に思ったり、疑問に思ったりしたことは、
直接相手に聞くことだと思います。
これは国際恋愛をしているいないにかかわらず、どの恋愛にも言えることなのではないでしょうか。
同じ国籍で、同じ言葉を話す者同士でも、育った環境が違えば考え方も習慣も違うのが当然です。
はじめから“国際恋愛をしているから”と意識してあきらめるのではなく、
なんでもすぐに話し合うことが大切だとおもいます。
話してみればすぐに解決するのに、ひとりでもやもやしていると、
普段の生活がギクシャクしてしまったりします。
小さなことで悩むより、一つ一つ話し合って解決していけば、
信頼や仲も深まるはずです。
皆様が幸せな恋愛をしてくださることを願っております。

それではまた次回お楽しみに!!

この情報は変更することがありますのでご注意ください。