国際恋愛をしているみなさんは、日々の生活でどんなことで悩みますか。
やはり一番大きいのは言葉の問題かもしれません。
でもその他にも色々な違い、差を感じることは多いと思います。

例えば食べ物。
これは合わないと本当に大変ですよね。
私が以前お付き合いしたことがあるアジアの方は、とっても辛いものが好きな方でした。
私も辛いものは得意な方です。
一般の日本人の方よりはかなり強い方だと思います。
ところが…
好きの度合いが違ったんです。
彼は例えば日本のうどんに唐辛子をかけるとすると、麺つゆの一面が真っ赤になるぐらいかけてしまうんです。
すごい汗をかきながら食べるんですが、それを“おいしい”と感じると言います。
私はそれを見ているだけでも“体に悪そう…”と思ってしまって、
食欲がなくなっていました。
せっかくの味付けも台無しだなあって思っていました。
餃子を食べるにしても、
私は洗い物を増やしたくないからタレのお皿は一つにしたいなあ、って思うのですが、
これがまたラー油を入れる量が尋常ではないんです…。
ほとんどラー油にしか見えませんでした。

そして困ったことに、こんなに辛いものが好きな彼でしたが、私が大好きな辛いものが、
彼はほとんど食べられなかったんです。
それはワサビ。
一緒にお寿司屋さんに行っても、さび抜きを頼む彼。
私はワサビを足すぐらい好きで。
回転寿司で2個お寿司がのってきて、分けて食べられないのが残念でした。
喧嘩にまではなりませんでしたが、毎回のことなので結構ストレスになりましたよね。

今は思うんです。
食べ物の好き嫌いは、国際恋愛のみの問題ではありません。
日本人同士だって普通に生じる問題です。
もし克服できるならそれが一番いいと思いますが、体質の問題だったりなかなか難しいことも多いですよね。
でも恋人同士だったら、やっぱり同じものが食べたい時もあります。
そんな時は、ちょっと工夫をしたらいいのでは?と思います。
たとえば手巻き寿司をするとき。
彼が海苔が食べられない時は、海苔の代わりにうす焼き卵を用意するとか。
自分はお肉が嫌いだけど、彼が大好きでハンバーグが食べたい時。
そんな時は彼にはとびきりおいしいお肉のハンバーグを、
自分にはお豆腐やお魚を使ったハンバーグを準備するとか。

恋人同士や夫婦が、同じ時間を共有し、
また同じ食べ物を食すことは、とても大切なことだと思います。
“あの時のあの味”ってけっこう心に残って、
あとで話したりしませんか?
“あの時一緒に食べたハンバーグ、覚えてる?おいしかったよね☆”
何となく思い出した時に、共有できる感覚があるってよくありませんか。
他の誰でもなく彼との共通の感覚があること☆

そんなことって思うかもしれないけれど、
“そんなこと”が二人の絆を深めたりするものです。
そんな小さなことの積み重ねが、二人の距離を少しずつ縮めていくのではないでしょうか。
逆にそんな小さなことでも、あとで大きな後悔に繋がることもあるということ。

今回はちょっとした“差”も工夫次第で大きな愛に繋がるのでは?
そんな風に思ったことを綴ってみました。
また次回、おたのしみに~(*^_^*)

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