こんにちは!
外国の郷土料理、皆さんはどんなメニューがお好きですか?国内でも食の欧米化が年々進んでいると言われていますが、今日では欧米のみならず、様々な多国籍料理を日本に居ながらにして味わうことができますよね。
とはいえ、国内で提供されるのは、大抵が日本人向けにアレンジされた品々です。シェフの皆さんも、現地での過酷な修行を経た上で、日本人好みの味付けを試行錯誤なさっています。ありがたいことですな。
ところで、「国の伝統料理を、国民は作ることができるのか」……どうなのでしょう。
スペイン留学時、私はホストマザーに「イカ墨のパエリアが食べたいから、ちょっとレストランに行ってくる!」と宣言したことがあります。
ホストマザーは目にも留まらぬ速さで駆けつけて私の首根っこを掴み、「わざわざ外食なんてとんでもない!わたしが作ってあげるわよ!!」と言ってのけたのです。
宣言通り、夕食にはイカ墨のパエリアが登場!付け合わせがパンだったことへの驚きを隠しつつ、それはもう美味しくいただきました。
日本と似たお米文化を持つスペインですが、ほくほくしたご飯を好む日本人と比較し、本場のパエリアは少し水分(スープ)が残っており、且つ少し柔らかめでした。ちょっとしょっぱく感じられたのは、嬉し涙の仕業でしょうか。
お金を掛けてレストランに行くより、ネイティヴに作ってもらうべきだ!という例、実は多いかもしれません。
私は最近、日本を訪れた外国人観光客に、お味噌汁のお店が人気だと知って、そんなん私が作ってあげるのに~と思ってしまいます。
反対に、「日本人なら大豆から納豆を作れれて当然なんでしょう!?」と詰め寄られても困りますよね。外国人彼氏との交流は、こうした文化摩擦の解消にも役立つのです♪
0712inter