外国人とのお付き合いマニュアル:国際恋愛体験談

文化の違いを理解してます。

文化の違いを
理解してます。

今回は日本在住のイギリス人と交際中のB子さんに、交際にまつわるお話を伺いました。
やはりリアルな文化の戸惑いがあるようです!

お付き合いの言葉がない…?

お付き合いの言葉がない…?

編集者:初めまして、今回はイギリス人男性と交際中のB子さんに、いろいろとお話を聞きたいと思います。まず始めに、日本人男性以外の方とお付き合いをされて、良かったことはありますか?また戸惑うことはありますか?

B子さん:良かったことは、たくさんあります!中でも愛情表現がストレートなので、初めて二人でご飯を食べに行く時は、花束を用意してくれていました。私が、男性から花束をもらったことがなかったので、その驚き様に喜んでくれたのか以降デートには必ず花束をもらいましたね。戸惑うことは、お付き合いをする言葉がなかった事ですかね。

フィーリングが合えば自然と交際は始まる

【その2】自分自身を確立する
編集者:え!?と言いますと、「お付き合いして下さい」という言葉がなかったという事ですか?ではいつから彼氏彼女だと思うようになるのですか?

B子さん:イギリス人男性に関わらず英語圏の方は、一緒にご飯を食べに行くという事はお互いに気があるものと思っています。私はそれを知らなくて友達としてご飯を食べに行ったのですが、3回目の食事の後、彼の友人に会った際に「もしかして彼女?」と彼の友人が言った言葉に対して、彼が「うん」と言ったんです。
それに対してすごく戸惑いましたよね(笑)
後々「日本の文化ではお付き合いする前に告白がある」と彼に伝えたら、きちんと告白をしてくれましたけど、日本以外の英語圏ではフィーリングが合って何度かデートをしたら彼氏彼女だと思っている文化があるのかもしれません。
逆にお誘いがなくなったら、縁がなかったものと思っていいでしょうね。もちろん、交際前にきちんと告白してくれる男性も少なからずいるので、絶対に告白がない!というわけでもないですよ。

意見交換を楽しむ気持ちも必要

編集者:では戸惑いも含め、交際中の現在で大変だなと思う事はありますか?

B子さん:やはり自分の意見をしっかり持つことですかね。最近では、映画を観終わった後に「どうだった?」と彼から聞かれると「よかったよ」で終わらせられないのが大変です。日本人だったら余韻に浸っている時間が楽しめますが、「どう思ったのか。どこがよかったのか」と自分の意見も加えながら聞いてくるので、今は少しずつ頭の中で自分の意見を考えられるようになりました。

編集者:映画の余韻…確かに日本人は余韻に浸りたいタイプなのかもしれませんね(笑)
自分の意見が言えることによって、人間としても成長出来たという実感もあるのではないですか?

B子さん:もちろん!人間としても成長出来ていると実感していますし、語学の練習にもなるのでレベルアップにも期待出来そうです。

編集者:逆に戸惑いもレベルアップに変えられるB子さんの強い気持ちがカッコイイですね!では、またお話聞かせてください!




アメリカ人と交際中、A子さんの交際の始まりから現在

今回は実際にアメリカ人男性と交際中のA子さんに交際にまつわるお話しを伺いました。

交際するきっかけは・・・

編集者:初めまして、今日はA子さんにアメリカ人の彼と付き合うようになったきっかけから現在に至るまでの交際についていろいろお聞きしたいと思います。
まずはお付き合いされてどのくらい経つのでしょうか?また出会ったきっかけは?

A子さん:今月でちょうど2年ですね。きっかけは友達の紹介です。英語は会話程度なら話せましたけど、それ以上の会話となると、全く話せないに等しいレベルでした。会社では英語は必要ないのですが、やっぱりこれからは英語のスキルが必要かなと思い、英会話スクールに通い始めた時期だったのです。でも普段は外国人と話す機会がないので、なかなか上達しないのが悩みでした。そんな時に外資系企業に勤めている友達からパーティーに誘われて参加して、そこに今の彼がいました。

編集者:A子さんはパーティーでは英語で話していたのですか

A子さん:最初は私も英語が上手く話せないので、外国人の方々を避けるかのように友達と話してばかりいたのですが、やはりお酒なども入り、盛り上がって、彼から話しかけられたのです。一応、英会話スクールに通っていたので、会話のパターンはこなせたのですが、それ以外は彼がゆっくりしゃべってくれたり、周りの友達に通訳してもらったりして(笑)

編集者:なるほど、彼は日本語が話せないのですね。

A子さん:そうです、困った事に(笑)こんな二人が恋愛に発展するとは思ってもいませんでした。

日本人男性にはない押しの強さと女性への優しさが魅力

編集者:後日彼からデートのお誘いの連絡は?

A子さん:そうです。メールで「デートしたい」とストレートに(笑)

編集者:最近の日本の男性は押しが弱い人が多いって言われていますけど、外国人男性は押しが強いのですね。

A子さん:まあ外国人の誰もがそうだとは言えないし、その人の性格にもよりますが、私の彼の場合は、「好き」という気持ちはストレートに表現してくれますね。レディーファーストは当たり前です。女性をお姫様のように大切に扱うのが紳士だと幼い頃から教えられて育っているせいもあって、気のない女性でも優しくジェントルマンのように接するというのが外国ではルールだそうです。日本人からすると恥ずかしくなってしまうような甘い言葉も、彼はごく普通に使います。

編集者:日本人男性を草食動物に例えるなら、まさに外国人男性は肉食動物ですね。

A子さん:その通りです(笑)

英語の壁

編集者:その後、外国人の彼と交際して行く上で、A子さんには何か悩みのようなものってありましたか?

A子さん:やはり、英語ですね。彼は外資系企業の日本支社で仕事をしていますが、ほとんどが本社とのやり取りなので、日本語はあまり必要性がなく、特に勉強はしていません。だから、私との会話は英語が基本です。でも、やっぱり日本語独特の言い回しとか、英語にはない表現をどうやって伝えたら良いのだろうって悩む事が多かったです。しかも英語に自信がないし、そうなると話すことも躊躇してしまって、彼から見たら「A子は自分の意見を言わないの?」とよく言われました。

編集者:それが理由で喧嘩ですか?

A子さん:喧嘩というか、私の英語力のなさや、自信のなさのせいで、会話が出来なくて、「僕の事嫌いになったの?」と勘違いされたことがあり、気まずいデートが何度か続いたのです。彼もさすがに「どうしたの?思っている事を言ってくれ」と。その時に正直に、実は「もっと、もっと話したいけど、英語でうまく言えない」と泣きながら打ち明けました。そうしたら、彼は分かってくれて、「そんなこと気にする事ないよ、A子は僕のために英を頑張っているし、たとえ英語が喋れなくても僕はそのままのA子が好きだよ」と言ってくれて。それからは、肩の力が抜けて、なんだか彼の事を心から信頼出来るようになりました。不思議な事に、それからは彼の話す英語もどんどん耳に入ってきて、私の英語がぐんぐん上達していきました。

編集者:英語の壁、それを越えたのですね。

外国人は話題が豊富

編集者:A子さんのように外国人男性とお付き合いしたいっていう日本人女性が多いのですが、なかなかアドバイス的なことがあったら是非お聞かせ下さい。

A子さん:私の場合はたまたま付き合った男性がアメリカ人だったので、アドバイスなんて偉そうなことは言えないのですが、日本人と違うな、と思ったのは、話題の豊富さ。最初に出会ったパーティーで、彼をはじめ、彼の周りの外国人が好む話題は驚くほど沢山あって、時事のニュース、政治、経済、芸術、本、大学のこと、旅のこと、恋愛のこと・・・知っていること、興味のあることなら何でも会話にしていたのです。そして、私のつたない英語で話したことにも、質問をして きて話を広げて、とても楽しかったです。
外国人男性とお付き合いしたいという女性はまず、いろいろな事に興味を持って会話の域を広げておくことが大事かもしれませんね。彼らと対等に話せる日本人女性がいたら「この子、おもしろいな」と目を引きます。
英語は話せないよりは話せるほうが良いのかもしれませんが、私のように付き合いながら上達していくこともありますので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ(笑)

編集者:外国人に関わらず、話題が豊富というのは会話が盛り上がりますよね。

A子さん:外国の男性とお付き合いするには文化の違いはもちろん、様々な壁に遭遇しますが、ストレートに自分の気持ちを打ち明け、そこを乗り越えるとお互い信頼し合える関係になります。最近では彼も日本語の勉強を始めました。なぜなら私の両親と話がしたいからです。

編集者:いよいよ、ご結婚も近い?

A子さん:そうなるように願っています(笑)