寒いとお布団から出たくなくなりますね。
そうでなくともグズってなかなか登園の支度ができないお子さんがいるのではないでしょうか。
朝機嫌よくお子さんが起きて、朝食をとり、支度をしてくれたらどれだけ楽かわかりません。
こちらでは朝の支度がうまくいかない主な要因とともにスムーズに進めることができるようになるコツをご紹介しましょう。
朝起きられない・朝食を遊び食べする場合
スッキリと目が覚めない、朝お腹が空いていないことが原因で朝の支度がスムーズにできない子は、生活リズムの見直しが有効です。
朝は7時までか、家を出る1時間半前には起きることから生活リズムを整えていきましょう。
早く起きれば早く眠たくなります。
眠くなる時間が早くなることを考慮して夕飯も早めにとり、21時までにはお子さんが布団にはいれるようにしましょう。
睡眠時間がしっかりと確保できていることが大切です。
朝おなかがすいていたら朝食を遊び食べすることなく集中して食事を終わらせることができるでしょう。
自我が芽生え、自分のルーティンができているため支度に時間がかかる場合
お子さんの成長は嬉しいことなのですが、1歳半から3歳すぎまでのイヤイヤ期ほど朝の支度が大変なこともなかなかないのではないでしょうか。
自分で考えて行動できるように環境づくりをすることが朝の支度をスムーズにするコツです。
●時計を活用する
「時計の針がシールのところにきたら出発するよ」
と事前にお子さんに声を書けておきましょう。
お子さんも時計を見ながら支度をしようと自分の行動を調整するようになります。
つい別のことに気を取られそうになっていたら、「時計をみてみてね」「準備できたかな」と声をかけ行動を促しましょう。
●お道具入れのかごを用意する
持っていくものをかごの中に入れておきます。自分でカバンやリュックの中に入れてもらうと「自分でできた」という達成感をおぼえるでしょう。
そこで「自分で準備ができたね」と行動を認める言葉をかけてあげると「明日もがんばろう」という意欲が出て、朝の支度がスムーズに進むようになります。
「カバンにいれるべきもの」をお子さんが理解し、「準備が終わった」ことを把握しやすいため保護者の方も活かせるでしょう。
●選択肢を用意して決めさせる
お気に入りの洋服がないとぐずってなかなか準備ができない、パジャマのままで登校することになったというケースもあります。
そういう場合は、どちらを選んでも困らない選択肢を用意し「この服とこの服、どっちがいい?」と聞いてみてください。
「自分で選んだ」「自分が決めた」という気持ちになるので脱着もスムーズになります。