自律神経の崩れに注意 2026-10-1

秋は朝晩と日中の気温差が大きくなり、湿度や日照時間も変化する季節です。こうした環境の変化によって、子どもたちの体調や生活リズムにも変化が現れることがあります。
特に季節の変わり目は、体温調節や睡眠、消化など、さまざまな働きに関係している「自律神経」のバランスが乱れやすくなる時期です。
子どもは大人に比べて体温調節機能がまだ十分に発達していないため、日々の様子をよく観察しながら体調管理をしていきましょう。
こんな様子が見られたら注意しましょう
自律神経のバランスが乱れると、次のような体調の変化が見られることがあります。
・頭痛やめまい、吐き気、食欲低下
「頭が痛い」「気持ち悪い」と訴えたり、いつもより食欲がなくなったりすることがあります。
・睡眠リズムの乱れ
なかなか寝つけない、夜中に目を覚ます、朝起きられないなど、睡眠に変化が見られることがあります。
・集中力の低下
遊びや活動に集中しにくくなったり、ぼんやりしている時間が増えたりすることがあります。
・疲れやすさ
普段と同じ活動でも「疲れた」と言うことが増えたり、元気がなく見えたりすることがあります。
・イライラや気持ちの不安定さ
いつもより機嫌が悪い、泣きやすい、不安そうにするなど、気持ちの変化として現れる場合もあります。
このような症状は、自律神経の乱れだけでなく、感染症やその他の体調不良が原因となっていることもあります。症状が続く場合や、普段と明らかに様子が違う場合には、無理をさせず医療機関への相談も検討しましょう。
自律神経を整えるために家庭でできること
1.規則正しい生活を心がける
毎日の起床時間や就寝時間、食事の時間をできるだけ一定にすることが大切です。
特に睡眠は、子どもの心と体を休ませ、生活リズムを整えるために欠かせません。休日だからといって大幅に生活時間を変えず、できるだけ一定のリズムで過ごしましょう。
2.親子でリラックスする時間をつくる
ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、寝る前に絵本を読んだりするなど、心と体を落ち着かせる時間をつくりましょう。
親子でゆったり過ごす時間は、子どもの安心感にもつながります。
3.適度に体を動かす
気候のよい日は、散歩や外遊びなどで適度に体を動かしましょう。
日中に体を動かすことで生活にメリハリが生まれ、夜の自然な眠りにもつながります。
ただし、疲れているときや体調がすぐれないときには、無理に運動させず、十分に休ませることが大切です。
4.秋の食材を取り入れてバランスのよい食事を
季節の変わり目を元気に過ごすためには、主食・主菜・副菜を意識したバランスのよい食事も大切です。
例えば、かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜にはβ-カロテンが、柿やみかんなどにはビタミンCが含まれています。
秋ならではの野菜や果物を上手に取り入れながら、さまざまな食品から栄養をとるよう心がけましょう。
子どもの「いつもと違う」に気づくことが大切です
季節の変わり目には、気温の変化だけでなく、夏の疲れが出たり、生活リズムが変化したりすることで、子どもの体調が不安定になることがあります。
「いつもより元気がない」「食欲がない」「眠そうにしている」など、小さな変化を見逃さず、その日の体調に合わせてゆったり過ごせるようにしましょう。
十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動、そしてリラックスできる時間を意識しながら、親子で元気に秋を過ごしていきましょう。