帰省先で気を付けたいこと 2023-3-10
まとまったお休みや何かイベントがある時に、長期間帰省することがありますね。
数時間の滞在であれば、両親が子どもから目を離さないで見ておくことが出来ますが、長期間になるとそんな訳にもいかなくなります。
そんな時に気を付けたいことをお話したいと思います。
『帰省先で起こりやすい事故』
・転落
・誤飲(薬物や危険物)
・やけど
・溺水
・窒息
『事故原因』
・転落:階段や窓辺にベビーゲートなどないため子どもが安易に侵入できてしまう。
・誤飲:普段は子どもがいない状況なので、祖父母が生活しやすいように薬やたばこ、コイン、洗浄剤などが手の届く範囲に置いてある。
・やけど:ストーブが触れる場所に設置してあったり、電気ケトルや炊飯器などが子どもの手の届く範囲に設置もしくはコードが手の届くところに差し込んであったりする。
・溺水:浴室や洗濯機、タライなどに水が入った状態になっている。
・窒息:子どもが喉に詰まらせてしまいそうな食材や大きさがそのまま食卓に並んで子どもが口にしてしまう。子どもが挟まってしまいそうなスペースや、ひも状の物がぶら下がっていると窒息の危険がある。
子どもは普段と環境が違い、緊張感はあるものの、冒険心もあるため色々なものに手をのばしがちになります。その先に危険が潜んでいることを忘れないようにしましょう。
危険防止のためにも、親の目で見て本当に安全かどうかを確認して、どこか一部屋でも【子どもにとって安全な場所】を確保しましょう。
祖父母や他者に「子どもから目を離さないで」や「手の届かないところに置いて」とお願いしても難しいと思っていた方が無難です。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子