サンライズキッズ看護師のコラム

はっくしょん 2023-3-8

ポカポカ春の陽気で町の木々や花々も色づいてきましたね。

桃の花が咲き、桜の花が咲き、春到来ですね。

しかし、この時期になると辛いのが花粉症!

はっくしょん!鼻水ズルズル、目が痒いなど人それぞれの症状が見られます。

その花粉症って、子どもにもあるのでしょうか?大人だけ?

今回は、花粉症についてお話したいと思います。

『花粉症って病名?』

医学的にはアレルギー性鼻炎と言います。

そのアレルギーの原因が花粉の場合を花粉症と呼んでいます。

『どんな症状』

・サラサラした透明の鼻水

・鼻づまり

・くしゃみ

・目を痒がる

窓の閉めた室内では症状が目立たず、外へ出た途端に症状が目立つ

毎年2月頃から同様の症状が見られる

『確定診断』

特定の時期になると症状が見られるだけで、症状を緩和させる治療を受けることが出来ますが、原因物質の特定には血液検査が必要になります。

3-4歳になってくると症状も目立ち始めるため、そのころに検査を希望される方は医師に相談されると良いでしょう。

『どんな治療』

抗アレルギー剤の内服や、鼻粘膜の腫れが強い場合は点鼻薬が処方される場合もあります。

また、舌下免疫療法というものもあるので、症状が強く出ていて日常生活にも影響が出るレベルであれば医師にご相談ください。

『どんな生活を送るか』

お外から帰ってきたときは室内に花粉を持ち込まないよう、きちんと払って衣類から花粉を落とす。また、手洗い、うがいなどの基本行動以外にも、洗顔をすることも重要かもしれません。

年長児であればマスク装着も有効です。

 

サンライズキッズ保育園では、子どもに上記のような症状が見られたら保護者に報告し適切に対処して頂くようお話しています。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子