119番 火事ですか?救急ですか? 2023-1-20
昨日は1月19日で119番の日でしたね。
一生涯お世話にならなければよいことですが、その日は突然に訪れます。
病気や怪我、事故、火災など様々な理由で119番へ電話することがあるかもしれません。そんな時、目の前の現状に焦ってしまい何をどうしたら良いのか、きっとパニックになって伝えるべきことがわからなくなってしまうかもしれませんね。
そんな時のために、伝えなければならない事、救急車到着までに準備するものなどをお話したいと思います。
『119番』
※ポイントは必要な情報を簡潔に伝えること
※聞かれたことに答えましょう
①火事ですか?救急ですか?⇒救急です
②住所はどこですか?⇒住所や目印になるものを簡潔に伝える
③どうしましたか?⇒〇歳の子どもの意識がありません。息をしていません。脈が触れません。痙攣しています。〇〇していたら〇〇になりました。
④あなたの名前と連絡先を教えて下さい⇒○○○○です。電話番号は○○○です。
救急車は②の場所が判明した段階で急行するので、通報者は電話で聞かれることに回答を続けて下さい。電話で応急処置などの指示があるので通話状態のままで処置を続けて下さい。
急病人の持病や内服薬の有無、かかりつけ医などを聞かれることもあります。
『救急車到着までに準備』
通報者一人しかいない場合は、急病人から離れないでください。
通報者以外に誰かいる場合は、以下の物を準備して救急車到着を待ちましょう。
・保険証やこども医療症
・かかりつけ医の診察券
・母子手帳
・お薬手帳(無ければ内服中の薬)
・着替え一式(おむつや下着)
・哺乳瓶、ミルク一回分
・あやすための玩具
・タオル
・財布
『到着する時』
サイレンが聞こえてきたら、急病人に付いている以外の人が外へ出て救急車を誘導して案内しましょう。
救急隊と接触したら、通報後に行なったことと急病人の現状を伝えて下さい。
サンライズキッズ保育園では、子どもの急変に備えてSIDS対応訓練を行い救急車通報などの練習も行っています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子