成長ホルモン 2022-11-11
このホルモンは子どもの時だけに分泌されるのでしょうか?身長が大きくなるだけの働きでしょうか?
よくわからないけれど聞いたことがあると思われる方が多いのではないでしょうか。
今回、このホルモンの影響についてお話したいと思います。
『どこで分泌される?』
脳内の下垂体という部分で分泌されるホルモンのうちの一つです。
体内には100種類以上のホルモンがあると言われています。
それぞれが、それぞれの役割を果たして人の身体は正常に保たれています。
『子どもの時だけ?』
子どもの成長だけのためにあるのではなく、一生にわたって分泌されるものです。
子どもの時期:骨や筋肉の成長や発達
思春期:性ホルモンと共に性的な成熟を助ける
大人になると:代謝調整や免疫・認知機能へ作用
『成長ホルモンが分泌されないとどうなる?』
・身長が伸びない
・骨がもろくなり骨折しやすくなる
・筋力が低下して運動していても直ぐ疲労する
・皮膚が乾燥し汗も減少する
・様々な内臓の病気になりやすい
・疲れやすくイライラする
・集中力や記憶力に欠ける
・落ち込んだり怒ったりと感情の起伏が激しくなる
『成長ホルモンの分泌を促すには』
午後10時から午前2時の睡眠中に分泌されるため、就寝1時間前には入浴を済ませ、身体の芯を温めて心地よい睡眠が得られるようにしましょう。
子どもの成長に必要なホルモンがしっかり分泌されるように、就寝時間を決め、朝起きたらまず朝日を浴びるなど、子どもの体内時計を整えることがとても重要です。
サンライズキッズ保育園では、子どもが快適に確実に睡眠できるよう、保護者様で子どもの睡眠について悩まれる方へはアドバイスなどをさせて頂いています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子