目隠しすべき?WEBカメラに潜む危険

オンライン婚活をする上で、欠かせない存在のWEBカメラ。最近は殆どのパソコンやスマホには内臓されており、大変便利なのですが、注意しなければならないことがあります。
それは、インターネットの接続している以上、適切な対策をしていないとハッキングされるリスクがあるということです。
今回はWEBカメラの危険性、危険を回避するための方法についてお伝えいたします。

目次

    1. 狙われるWEBカメラ
    2. WEBカメラの不正アクセス防止
    3. Windows でのカメラ設定

狙われるWEBカメラ

WEBカメラというと、昔はコンビニや施設など限られた所に設置されているイメージでしたが、今はWEBカメラの小型化が進み、価格も手ごろで高性能なものが増えたため、
一般家庭でも設置されるようになりました。一般家庭では、友人と話すだけでなく、遠くに離れている家族の見守りや、留守中のペットの見守りなど幅広い用途で使われていますね。

しかし、そのカメラの映像が見えているのはあなただけでないとしたらどうしますか?

例えば簡単すぎるパスワードもしくは初期設定のままで設定変更していないまま使われているカメラなどは簡単に第三者が見ることができてしまうのです。
そうすると、あなたのプライベートが筒抜けになり、今在宅なのか留守なのかということも簡単に分かってしまいます。
さらに恐ろしいことには、そういった無防備なカメラを登録、共有するサイトまであります。
このような所でさらされてしまうと、あらゆる人があなたのプライベートを知ることになります。

そして、不法なサイトでプライベートをのぞき見し、無防備な姿の女性を撮影し、その写真で被害者を脅すというような犯罪も多数起きています。

このような犯罪に巻き込まれないためには、しっかりとWEBカメラの不正アクセスを防ぐ対策をしなければなりません。

WEBカメラの不正アクセス防止

WEBカメラの不正アクセスを防止するためには、以下対応を必ず行いましょう。

①WEBカメラを購入したら、必ずパスワードを変更する
②パスワードは、複雑な英数字の組み合わせとし、誕生日やぞろ目など簡単なものにしない
③OSやウィルスソフトのバージョンは最新にし、アップデート通知が来たらすぐに更新する
④怪しいサイトや身に覚えのないサイトの添付ファイルは開かない
⑤使用しないときは、設定でWEBカメラを無効にする

①〜④はWEBカメラに限らずパソコンやスマホを使用する上での基本ですね。また、パスワードは定期的に変更することでさらに安全性が高まります。
なお、パスワードが覚えきれないからと、同じPCやスマホにパスワードを描いたメモを残すのはおススメできません。
パソコンならスマホのメモ帳を使って違うデバイスに保存しておきましょう。

については、外付けでWEBカメラを付けている方は、USBを抜いておくのが手っ取り早いでしょう。内臓カメラの方は、設定でWEBカメラを無効にするか、レンズ部分を黒いシールなどで物理的にふさぐのも有効です。
※最悪の事態を防げるだけで、音声などは聞こえてしまいます

Windows でのカメラ設定

Windows でのカメラ設定
「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンターの項目」→「デバイスマネージャー」
使用しているカメラを選択後、右クリック→カメラ機能を「無効」に

このようなWEBカメラの不正アクセスを防止するために、使用する時だけカメラをポップアップさせ、使わないときはカメラ部をしまうことができるパソコンも発売されています。

いかがでしたでしょうか。WEBカメラは手軽に遠方の方とコミュニケーションが取れる便利なツールですが、
セキュリティ対策をしっかりと行った上で、使用するようにしてくださいね。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

タイトルとURLをコピーしました