自粛生活が終わるのはいいけれど…アフターコロナうつにならないためのポイント

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国に出されていた緊急事態宣言。
2020年5月26日時点で全国的に解除されることになりました。
施設によっては休業要請が解かれていないところもありますが、飲食店や観光施設の再開など待ちに待った、出かけたい!という方がほとんどでしょう。
ところがいざ緊急事態宣言が解除されると「やる気がでない」ということはありませんか。
なぜか無気力になってしまった状況を「コロナブルー」や「アフターコロナうつ」と表現されています。
アフターコロナうつにならないためのポイントをご紹介しましょう。

自粛生活が終わるのはいいけれど…アフターコロナうつにならないためのポイント

目次

  1. 5月病に似ているアフターコロナうつ
  2. アフターコロナうつ対策のポイント

5月病に似ているアフターコロナうつ

緊急事態宣言の間がんばって自粛していたことが、解除されることにより緊張の糸がぷっつりと切れてしまうように気が緩んだことからアフターコロナの無気力症状がおこると考えられています。
この症状に似ているのが5月病の無気力感です。
4月に新しい環境でがんばってきた人が、5月のゴールデンウィークで気が緩み、それまでのがんばりによる疲れが一気に押し寄せて無気力になるのが5月病。
アフターコロナうつに関する無気力に有効なケアは確率されていませんが、メカニズムが5月病と同じなので、5月病のけがアフターコロナうつにも有効と考えられるでしょう。

 

アフターコロナうつ対策のポイント

自粛が解除されて気が緩むのはみんな一緒です。そこに疲れが襲ってこないように今から対策をとっておきましょう。

生活のリズムを戻す

アフターコロナうつを防ぐためには、環境の変化に適応する力が重要になります。
少しでも早く適応させるためには生活リズムを外出自粛前に戻しておくことが基本です。
始業ギリギリまで寝ていても大丈夫だったテレワークで崩れてしまった起床時間をもとに戻すことから始めます。早く起きてもやることがないという方は散歩したり、買い物に出かけたりしてはいかがでしょうか。
ついつい夜更かしして遊んでいたゲームやビデオ鑑賞を朝行うのもいいですね。
夜はしっかり休むことを心がけます。リラックスして穏やかに過ごすようにしましょう。

体力を戻す

会社員の平均歩数は1日9000歩です。しかし、外出自粛期間中それが約2700歩までに減少しています。
もちろん体力は落ち、自律神経の働きも衰えているでしょう。
体力を戻すことで自律神経がしっかり機能するようになり、アフターコロナからの適応力も高まっていきます。自宅でスクワットやストレッチを行ったり、外出できるのであれば散歩したりしてはいかがでしょうか。
通常勤務がスタートしてもすぐにフル回転するのではなく、回転数を少しずつ上げていくことも自律神経を疲弊させないポイントです。

友人や家族と接する時間を作る

適度な気分転換のために、気心知れた友人や家族と短時間でも接するようにしましょう。
「会話を楽しむ」だけでなく「つらい気持ちや悩みを相手と話して共感する」ことがポイントです。
外出自粛期間中は人と会って話をする機会がなく、つらい症状を話し合える相手も極端に少なくなってしまいました。
孤独感が強くなり、なにもしていないのに疲れてしまうこともあるでしょう。
仕事関係ではなく、疲労感を感じない程度の内容や時間の会話で気分の改善をしてください。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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