コロナ禍でも成婚者続々!オンラインお見合いで成婚率アップの理由

先日、日本最大級の結婚相談所ネットワーク『日本結婚相談所連盟』を運営するIBJより、2021年3月の「お見合い成立件数」が月間43,344件と過去最多を更新したというプレスリリースが配信されました。
コロナ禍で様々な活動が制限される中、婚活においては活発に活動されていることを裏付けるデータとなっています。

データ参照:株式会社IBJ 4月7日配信プレスリリース

コロナ禍でも成婚者続々!オンラインお見合いで成婚率アップの理由

結婚相談所におけるお見合い件数が最高値に

株式会社IBJが発表したデータによると、2021年3月の「お見合い成立件数」が月間43,344件となっており、コロナ禍になる前よりも件数が伸びていることが分かります。
この数値は、なんと2006年の連盟設立以降の最多数値だったということですので、多くの方がコロナ禍において積極的に活動されたことが分かります。

結婚相談所におけるお見合い件数グラフ

 

お見合い件数が伸びた理由

コロナ禍においてお見合い件数が伸びた理由は複数あります。

①新型コロナウイルスの感染拡大が、結婚願望をアップさせた

人間、命の危険などを感じると、本能で自分の子孫を残そうとします。今回の感染拡大によって、日々の生活に不安を覚えたり、家族の絆の大切さを再確認したりすることで、男女ともに結婚願望が高まったようです。
新型コロナウイルスは、健康に見えても突然重篤になるケースが多数報じられ、一人でいることの危機感を感じた方も多かったのでしょう。

②オンラインお見合いが様々な条件のハードルを下げた

これまで婚活パーティーもそうですが、結婚相談所でも対面でお見合いを行うのが基本でした。
対面のお見合いならば、身だしなみは頭からつま先まできちんと整える必要がありますし、お見合い先も基本的に自分の生活圏内に限られます。
お見合いでは、男性はスマートにドリンクをオーダーし、話を盛り上げ、支払いを済ませて、次の約束に結びつけなければいけませんでした。
つまり身だしなみから、お見合いの場でのふるまいなど総合的にお相手をチェックするポイントがいくつもあり、どこかで理想とのズレがあると、次につながらないということが多かったのです。

対してオンラインお見合いでは、上半身をある程度整えておけば、自宅でリラックスしながらどこのお住まいの方でもお見合いをすることができます。
交通費もかかりませんし、ドリンク代もかかりません。
そのため、オンラインお見合いで映る画面と、話す内容さえ良ければ、次の仮交際に進める可能性がぐっとアップするということなのです。
お見合いで失敗すれば、お断りされて終了ですが、仮交際に進めば、より自分のことを知ってもらえるチャンスが増えますし、お相手のことをもっと知ろうとします。

このように、対面のお見合いよりも、オンラインのお見合いの方が、お互いに婚活に対してのポジティブな気持ちが上手く繋がっていったようです。

③お見合いがしやすくなった

オンラインお見合いが普及したことで、遠方の方でも会ってみようかな、という気持ちになったり、1回のお見合いにかかる時間も大幅に短縮されたため、午前中に複数のお見合いもこなすことが可能になりました。
男女共に時間的、金銭的負担が減ったため、お見合いを申し込む、受ける回数が自然と増えたということです。
そして、お見合いの機会が増えただけ、真剣交際に進むカップルの数も多くなり、結果的に成婚率もアップした、ということのようです。

withコロナ時代の婚活

現在も新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、この状況で婚活を行っていくには、コロナ禍における婚活スタイルに転換していく必要があるでしょう。
ネットやオンライン婚活の活用はもちろんのこと、これまで〇〇じゃないとダメ!と思っていたことを、本当にそうなのか?と考えなおすことも有効かもしれません。
お相手の条件もそうですし、対面だったらお見合いは週末と考えていた方も、お見合いを平日の夜も検討してみる、などです。
また、コロナだからどこにも出かけられない、というわけではなく、店舗やイベント会場などこの1年間を通じて感染症対応を行い、安全に過ごすための配慮がされています。
たまにはマナーを守った上で出会いを求めて出かけても良いでしょう。

コロナだから…と行動や思考を制限してしまうのではなく、今だからできることは何か、ということを考えて行動してみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
今回の結果はコロナ禍だから婚活を自粛した人の方が多いとお考えになっていた方にとっては以外だったかもしれませんね。
でも実際は、外に出ていないだけで、オンライン中で活発に活動され、そこで幸せをつかんだ方が多数いらっしゃいます。
コロナ禍だからと立ち止まっていては、時間だけが無情に過ぎていってしまいます。婚活は1歳でも若いうちに行う方が有利なのは変わらない事実。今できることから始めてみませんか。

タイトルとURLをコピーしました