注意!オンライン婚活を安全な出会いにするために

海外ではオンラインでパートナーを見付ける方が多いことをご存知でしょうか?
たとえばオーストラリア人でパートナーと2019年に出会ったカップルの1/3がオンラインで出会っています(※ABC Australia Talks National Survey)。
日本ではコロナ禍でオンライン婚活が普及しましたが、今後もオンラインでの出会いの可能性が増えていくことがうかがえるでしょう。
しかしそういったお互いの繋がりを感じるためのツールを人を陥れるために使う人が存在することも事実です。
オンライン婚活で出会いを求めている間は特に安全を保つために注意しましょう。
こちらではオンラインで繋がったときに注意したいポイントをご紹介しましょう。

目次

  1. ■パスワードの使い回しをしない
  2. ■相手を信用しすぎない
  3. ■送信する前に一度考える
  4. ■実際に会う前に情報収集をする

■パスワードの使い回しをしない

パスワードの使い回しとは異なるサービスで同じパスワードを使うことです。
オンラインデートとSNSのアカウントなどできれば全てのデバイスで個別のパスワードを設定するようにしましょう。
パスワードの使い回しをしていると、記憶しやすいですし便利ですが、その分一度不正ログインされたときに芋づる式に利用しているサービスにどんどん不正ログインされてしまいます。
パスワードマネージャーを使用したり、無意味で想像されないようなパスワードを小文字と大文字、数字、特殊文字で組み合わせて作成したりするのも不正ログインリスクを回避するために有効です。

■相手を信用しすぎない

オンライン婚活で出会った方に名前や住んでいる地域、職業などを伝えてもさほど害はないかもしれません。
しかし、最初から個人情報にアクセスして金銭的被害を与えようと目論んでいる相手ではないとは言い切れないのです。
生年月日をIDやパスワードに使用している方は詳細をつなぎ合わせてIDを盗まれる可能性があります。
オンライン婚活で出会ったばかりの人や、オンラインデートで金銭的な話、勧誘を持ち込んでくる相手にはフルネームを教えたり、IDに使用したりしないようにしましょう。
実際に出会って交際に発展するまでは、個人情報に関しては最小限の情報のみを共有することを心がけてください。

■送信する前に一度考える

著名人で話題に上がりましたが、オンラインデート中にセクシーな写真や動画を共有する場合、その時は気持ちが高揚して問題ないと思ったり、相手に嫌われたくない一心で言うことを聞いたりしてしまうこともあるでしょうけれど、そういった画像や動画は一度オンライン上に流れてしまうと完全に消すことはできません。
それが将来的にあなたにどのような影響を与えるか必ず一度考えましょう。
送っても数秒後に写真が消えるというアプリでさえ、スクリーンショットで保存できます。
相手に悪意がなくともおもしろがって拡散されたらどうでしょう。本当に結婚相手に巡り会ったとき、困らないようによく考えてください。

■実際に会う前に情報収集をする

オンライン婚活で出会った人と実際に会うとなると緊張や不安もありますが、楽しみが勝ることが多いでしょう。
オンラインデートを重ねてきているから大丈夫と思っているかもしれませんが、一旦お相手の情報収集をしてみてください。
オンラインデート中に記念撮影をしていたら、その画像をGoogle検索するだけでもお相手への理解を深めるのに役立ちますよ。
Google検索はもちろん、SNSでも検索をかけたら共通の知り合いがいるかどうかも確認できるでしょう。
もし共通の知り合いがいれば、お相手の評判をそれとなく聞くことも可能でしょうから、ぜひ試してみてくださいね。

オンラインでの出会いは簡単で気楽ではありますが、同時に注意が必要なことを忘れてはいけません。
なにかおかしいな、と思った時は直感を信じて調べてみましょう。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

タイトルとURLをコピーしました