小さなお子さんが夏バテをすることをご存知ですか?
お子さんの夏バテの症状を知り体調管理をするようにしてください。
こちらでは夏バテに効く栄養素をご紹介します。 親子で摂取して暑い夏を乗り切りましょう。
夏バテの症状
小さなお子さんは夏バテになりやすいので、その症状や予防方法について知っておきましょう。
夏の高温多湿の環境下で、自律神経が乱れることによって体調不良が起こります。
お子さんが夏バテの症状を示す場合、熱っぽさ、食欲不振、だるさ、体温の上昇などが見られることがあります。
お子さんの体調変化に敏感に気づき、適切な対処を行うことが大切です。
しっかりと休息をとらせ、栄養、水分補給を行いましょう。
旬の食材を取り入れる
猛暑で食欲も落ちてしまう夏。お腹が空いているのになんだか食べたくない、とわけがわからず泣いてしまうお子さんもいるでしょう。
夏夏の食事でオススメするのが、旬のフルーツや野菜。
積極的に取り入れることを心がけましょう。
旬の食材は栄養が豊富で、夏の暑さを乗り越えるのに役立ちます。
また、夏バテ気味だと免疫力や抵抗力も落ちています。食材の取り扱いにも気をつけて、食中毒を予防しましょう。
夏バテ予防に取り入れたい食べ物
夏バテを予防するためには、肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質豊富な食材と、野菜に含まれるビタミンやミネラルを毎食取り入れることが大切です。
ビタミンB1を含むもの
特に注目すべきはビタミンB群です。その中でもビタミンB1は、食事で摂取した糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に不可欠な栄養素です。
ビタミンB1が多く含まれる食材には、ウナギや豚肉があります。ビタミンB1の吸収を助ける「アリシン」という成分を含む、ニラやネギと組み合わせて摂ると効果的です。
ただし、ビタミンB1は体内に蓄積されないので、こまめな摂取が必要になります。
旬の野菜
ビタミンB1だけでなく、旬の野菜も積極的に摂りましょう。
夏野菜の中でもトマト、エダマメ、モロヘイヤ、ゴーヤ、パプリカは、ビタミンやミネラルが豊富で、健康維持に役立ちます。
香辛料とネバネバ食材
食欲増進効果のある香辛料や香味野菜も取り入れてみましょう。
カレー粉やニンニク、コショウ、ワサビ、ネギ、シソの葉、ミョウガ、ショウガなどを料理に加えることで、お子さんの食欲を刺激します。
また、オクラやナガイモなどのネバネバ食材も消化を助け、元気な夏を過ごすお手伝いをしてくれます。
細かくした夏野菜をカレーに入れるとお子さんも食べてくれるでしょう。