5月は新緑が美しい季節です。公園や自然に触れる場所へのおでかけは、子どもたちにとっても良い刺激になります。
自然の中で遊んだり、ピクニックを楽しんだりすることで、子どもたちの健やかな成長につながるでしょう。
しかし注意したいのは熱中症。急に暑くなる季節の変わり目は身体がついていかないのです。
警戒を怠らず、楽しくお出かけしましょう。
小さなお子さんの熱中症を予防するポイント
●気温と湿度に気をつける
天気予報などを確認していると、気温や暑さ指数から熱中症に注意が必要かどうかまで伝えるケースもあります。
熱中症警戒アラートなどを確認するのも有効です。
●こまめに水分補給する
のどの乾きを感じていなくても、定期的に水分補給しましょう。
喉が乾いたと感じるときにはすでに脱水症状が始まっている可能性があります。
●通気性のよい服装を着る
汗をかいてそのままにしていると、体温調節機能がうまく作用しません。
特に小さなお子さんは汗による体温調節が未発達なので、できるだけ通気性のよい服装をしたほうが良いでしょう。
また、日差しをよけるために帽子やラッシュガードなどで日除け対策もしておきましょう。
●快適な空間で過ごす
屋外ですごすのは朝夕の涼しい時間がオススメです。遊ぶときには無理をせずにこまめに休憩を挟むと良いでしょう。
肌トラブルにも気をつける
春先から夏にかけてのこの時期は、黄砂や花粉による乾燥や刺激が肌トラブルを引き起こすことが多いです。
特に赤ちゃんの肌のケアには注意が必要です。適度な保湿や日焼け止め対策などを行うようにしましょう。
●あせも
高温多湿の時期になると汗っかきの子どもたちはすぐにあせもができます。
汗が毛穴に詰まってかゆみや痛みを引き起こすのです。
皮膚の摩擦が起きやすい部分にできることが多いので、汗をかいたら、こまめに拭いて清潔に保ちましょう。
●虫刺され
気づけばお子さんの肌に虫刺され痕がある!ということがあるでしょう。
年々温暖化によるものか、蚊などに刺される時期が早まっています。
虫刺されはかゆみを引き起こすだけでなく、痛みや発熱、腫れなどを引き起こすことがあります。
蚊に刺されないよう、虫よけスプレーを用意したり、虫の忌避音を出すグッズを用意したりして警戒しましょう。
痛い思いや辛い思いをすると外に出る楽しさも半減してしまいます。
しっかりと対処してお子さんと楽しいおでかけをして健やかな成長を促しましょう。