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2021.6.23
英語保育士お役立ち情報
「保育士におススメ英語資格」でご紹介した「保育英語検定」。
保育士のための英語検定で正式名称「幼児教育・保育英語検定」です。
英語を活かして保育士として働きたい方におススメの資格で、日本語で「ご飯」を「まんま」、「寝る」を「ねんね」というような幼児にもわかりやすい英語を使いこなせるかどうかが問われます。
この資格を取得すると「幼保英語士」と呼ばれ、英語ができる保育士としての証明書となるのです。
国際化の波に対応できる保育士を育てることを目標とした民間の検定である「保育英語検定」は2019年に名称が変更され「幼児教育・保育英語検定(幼保検定)」と呼ばれています。
英語での保育を行う際に使える、英語の赤ちゃん・幼児言葉が学べ、保育の現場ですぐに役立つ英語力が養えるのです。
英検やTOEICといった一般的な英語の検定試験とは異なるので、保育士だけでなく、外語学科の学生の方や社会人で保育士を目指している方にもおススメの資格となります。
幼保英語検定は5つのレベルに分けられており、それぞれ試験内容・時間が異なります。
受験資格はなく、7月中旬・11月中旬・2月中旬の年3回試験が行われます。また、オンライン受験も可能です
出題目安:初歩的な単語・フレーズを理解できる。園児と簡単なコミュニケーションができる。
試験:マークシート式筆記50分
出題目安:基礎の文法を理解し、定型的なフレーズを用いて幼児や保護者とコミュニケーションが取れる。
試験:マークシート式筆記50分・リスニング20分
出題目安:簡単な文書作成ができる。英語のみの幼児教育現場において補助的な役割ができる。
試験:マークシート式筆記50分・リスニング25分
出題目安:円滑なコミュニケーションおよび文書作成ができる。下位資格取得者への指示ができる。
試験:マークシート式筆記50分・リスニング30分・2次面接10分
出題目安:幼保英語を使って支障なく活動が行える。高度なコミュニケーション能力と文書作成能力を有す。
試験:マークシート式筆記50分・リスニング30分・2次面接20分
参考:「検定内容」一般社団法人幼児教育・保育英語検定協会
保育の現場で実際に使われる英語がメインになるため、英語が得意な方もやや難しく感じるかもしれません。
幼児言葉だけでなく、おもちゃや遊具、子どもたちの病名などの単語も知識として必要になるからです。
試験対策は幼児教育・保育英語検定協会が出しているテキスト・ワークブックがおススメ。
リスニングや面接では、保育士資格の実技試験のように現場での会話や対応をイメージすることが大切です。
外国人の子どもたちや保護者が「このような保育士がいてほしい」と思うような言い回しを考えながら勉強を進めていきましょう。
幼児教育や保育の専門知識がベースとなるので、英語が話せる方は保育士資格の勉強も同時進行で進めていくのはいかがでしょうか。
合格すれば英検やTOEICと同じようにご自身の英語力の証明になります。
「幼保英語士資格証」を履歴書に書けば有効なアピールポイントとなるでしょう。
保育士資格と幼保英検を備えていれば、どの保育施設でも歓迎され、待遇も期待できます。