サンライズキッズ看護師のコラム

赤ちゃんにゲップが必要な理由 2023-2-13

出産時に赤ちゃんへの授乳やゲップの方法などを指導されているので、ゲップの方法をご存知の方は多いと思います。でも、その理由や困ったときの対処方法はご存知ですか?

今回は、なるほど!と感じて頂けるようにお伝えしたいと思います。

『大人と何が違うのか』

赤ちゃんは胃の形状が違います。

大人は胃の形が斜め横になっている状態ですが、赤ちゃんの胃はほぼ垂直状態です。

そして、食道と繋がる噴門(ふんもん)部の筋肉が緩めなので、ミルクを沢山飲んで胃が満タンになってしまうと、一気に嘔吐しやすくなります。

『ゲップをさせる理由は?』

ミルクと同時に空気を飲んでいるため、その空気で胃が膨らみ、赤ちゃんの体勢によってはその空気で飲んだミルクを一気に押し出してしまう事があります。その為、胃内に不要な空気を抜いてあげてミルクの入るスペースを作ってあげたり、嘔吐の原因を取ってあげたりすることが必要になります。

『いつ どんな タイミング』

一気に必要量のミルクを飲んでしまう赤ちゃんの場合は、授乳後で大丈夫でしょう。

しかし、途中で飲むことを止めてしまう場合や、授乳後によく吐いている赤ちゃんは、半分ほどの量を飲んだ段階で一度授乳を中断してゲップすると良いでしょう。

『ゲップの方法』

赤ちゃんを自身と向かい合わせに縦抱っこして、肩に赤ちゃんの顔を乗せて背中を優しくトントンするか、そっと摩りましょう。もしくは、膝に赤ちゃんを乗せて腕に赤ちゃんを寄りかからせて、同じように背中を優しくトントンするか、摩りましょう。

直ぐにゲップする子も居れば、少し時間の掛かる子も居ます。イライラして強めにトントンしたり、摩ったりすると赤ちゃんが泣いてしまい腹圧が掛かり吐きやすくなってしまうので注意しましょう。

『ゲップしなかった場合』

そんなこともあります。あまり神経質にならなくて大丈夫です。

嘔吐による窒息が怖いので、寝かせる時は上半身を少し起こした体勢で寝かせましょう。

噴水上に嘔吐することを繰り返すことは心配ですが、少量の嘔吐や口角から垂れるほどなら心配要らないです。

 

サンライズキッズ保育園では、0歳児からの受け入れをしているため個々の成長発達に合わせて授乳をしています。自宅での授乳時間を連絡帳で把握して、個々の好む授乳時の体勢などに合わせてゆっくり関わっています。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子