目薬チャレンジ 2023-3-22
大人でも目薬が苦手な人っていますよね。
子どもだったら尚更です。
目の中に何かが入ってくるので、未経験であれば恐怖心から泣いて嫌がることも多いでしょう。
また、冷たさや薬液によってはしみる感覚で、二度目のチャレンジが難しい場合もあるでしょう。
今回は、子どもに目薬を実施するポイントについてお話したいと思います。
『目薬とは』
目に直接滴下することで効果をもたらす液状の薬剤をいいます。
目の乾燥や炎症、痒みを取る成分が入っている薬が多いでしょう。
『理想的で上手な滴下の方法』
目薬の容器の先端が睫毛や瞼に触れず、目の中心に1-2滴落とせることが理想です
『子どもが目薬を嫌がる理由』
・冷たさが刺激になる
・薬液がしみた
・目の中に入る怖さがある
・上手に出来なかった時に叱られたトラウマがある
『子どもへの実施ポイント』
・スキンシップの一環として膝枕のように子どもを寝かせる
・無理やり目を開けようとしないで、子どもには「あっかんべー」してと声を掛けて、下瞼だけを下げてそこに滴下する
・数的滴下しても目の中には一滴分しか残らないのでこぼれた分は拭き取り可
・深く眠っている時は眠っている間に目をそっと開けて滴下しても可
・泣かせてしまう事は薬液が目の中に残らないことに繋がるため落ち着くのを待つ
・上手に出来た喜びや爽快感だけを子どもの中に残して恐怖心は作らないようにする
・人形などで事前に練習する事も子どものやる気に繋がるでしょう
サンライズキッズ保育園では、エピペン以外の薬品をお預かりすることはできません。しかし、普段の生活でお困りのことなどをご相談頂いたら、遊びを通して克服できないかなど、一緒に考えていきたいと思います。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子