サンライズキッズ看護師のコラム

子どもに多い咳上げ嘔吐 2022-7-23

胃腸風邪を引いているわけではないのに、咳き込んでいる時に子どもが嘔吐しやすいのは何故でしょう。

それは問題あることなのでしょうか?

食事中や外出先でも吐物で汚染されてしまうことも少なくありません。

理由を知り、適切に対応出来るように今回はお話したいと思います。

『咳が出る理由』

・鼻や口から肺に空気を送り込む通り道(気道)に何かが入った刺激により咳が出る

・軌道に貯留した鼻水や痰などを排出しようと咳が出る

『子どもが咳上げ嘔吐しやすい理由』

・咳き込み自体の力が弱い為、咳き込み回数が大人より多い

・咳をする時に食道や胃に空気を吸い込む為、お腹がパンパンになる

・お腹がパンパンになると空気が逃げようとして咳が出る

・鼻かみが上手に出来ずに喉元に流れ込んでいる状態がある

・大人と違い痰の排出が自力で出来ない

『対処法』

咳止め薬や鼻水止め、痰切れの薬などによる治療で、咳が出ている根本の病気の治療をすることが第一条件です。しかし、長引くことも多く長期間に渡り咳き込むこともあります。

室内が乾燥すると、気道に刺激を受けやすく、痰や鼻水の切れも悪くなるので湿度は保つように調整しましょう。また、水分補給も一気にたくさん飲むとお腹がパンパンになってしまうので少量ずつ回数を多くしましょう。

咳上げ嘔吐は子ども自身もとても驚いてしまう状況です。

慌てないで、子どもを叱ることなく、手早く吐物を片付けましょう。咳が続く場合は、袋や洗面器などの器を用意しておくのも良いでしょう。一度咳上げ嘔吐をすると、それが不安材料になり、不安が更に咳を引き起こすこともあるので、子どもが不安にならないよう笑顔で声掛けして安心させてあげましょう。

 

 

サンライズキッズ保育園では、小規模保育園の為、保育者全員が子どもの健康状態を把握し起こり得る状況を予測した対応を心掛けています。子どもが安心して過ごせる環境を第一に考えて保育を行っています。

 

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子