サンライズキッズ看護師のコラム

子どものストレスサイン 2022-9-28

子どもは成長する過程で、様々な人と出会い、知らない環境に行き、集団で生活することなどを学んでいきます。

その過程で楽しさだけではなく、不安に感じることも経験していきます。

勿論、個人差はあり不安が大きなストレスと感じ身体に不調が出ることもあります。

それを身近な大人が気付き、和らげてあげることが出来ないでしょうか?

『どんな時に不安を感じやすい?』

・初めて家族と離れて保育園や幼稚園で長時間過ごすこと

・初めての集団生活

・お友達との関係性

・苦手な食材の給食

・トイレトレーニングなどの失敗

『どんなサインを出す?』

・寝つきが悪く夜中に何度も目が覚める

・怒りっぽい

・好きな遊びにも集中できない

・ボーっとする時間が多い

・保育園や幼稚園へ行くことを嫌がる

・食欲がない

・おねしょが始まった、もしくは回数が増えた

・家族に乱暴をする

・赤ちゃん返り

どんなサインを出すかはわかりませんが、「何かいつもと違う」「この子らしくない」などと感じたら注意深く観察してみましょう。

『これはストレスサインだ!と感じたら』

まずは、いつもよりスキンシップを多く図りましょう。5-10秒ギュッと抱きしめてあげるだけでも、幸せホルモンのオキシトシンが分泌され安心に繋がるでしょう。

そして、遊びだけではなくお手伝いや一緒に運動することも、子どもにとっては安心感を得られます。

一日の最後には、一緒にお風呂に入り子どもの言葉で近況報告を聞き、全てを受け止めてあげましょう。

また、寝つきの悪い状況であれば添い寝などをして気持ちを静めながら眠れるようにしましょう。

 

子どもにとって親は安全基地であるため、いつでもどんな時でも守ってくれる人がいるんだという自信を子どもが持っていられるようにしましょう。

 

サンライズキッズ保育園では、子どもが不安を抱えたまま園生活を送らないように、スキンシップを心掛け、保育園も安全基地であることが伝わるようなアットホームな保育を行っています。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子