サンライズキッズ看護師のコラム

子どものドライアイ 2022-9-30

外で走り回って遊んだり、子ども同士で身体を使った遊びをしている姿よりも、テレビゲームやパソコン、スマートフォンなどと向き合っている子どもが増えているように感じます。

きっと目を酷使しているでしょうね。

ジッと画面に集中し、瞬きを忘れるほど見入っているからドライアイに要注意です!

『原因』

涙は涙腺から分泌されたら瞬きによって表面全体に広がります。しかし、瞬きを忘れてしまうほどに集中していると、目の表面が乾燥してしまいます。また、送風機(冷暖房)などを直接浴びることによっても乾燥してしまう事もあります。

『症状』

・目の充血

・目をこする

・見えにくそうにする

・頭を痛がる

など

『予防策』

・室内は乾燥させず適度に湿度を保つ

・目を使うような何かに集中している時は休憩時間を決めて目を休める

・送風機に直接当たらないようにする

・充血がおさまらず、こすることも目立つようであれば眼科受診をする

・子どもがいつも見ているテレビの位置より近づいていたり、目を細めて見たりする様子があれば眼科受診する

 

今の子どもたちからゲームやパソコン、スマートフォンを切り離すのはとても難しいことと思います。

しかし、目の疲れから身体や精神的な不調を繰り返し、学習障害も引き起こしかねません。

日頃から、お子様の様子を観察して異常の早期発見や対処に努めてあげましょう。

 

サンライズキッズ保育園では、目を使う細かな遊びをする時は短時間で休憩を取り入れます。多くのことを学習できる大切な時期を心身の不調で逃さないよう、環境を整え、子どもが安心してのびのびと遊べる保育を心掛けています。

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子