やる気アップのドーパミン 2023-6-24
子どもの機嫌が良いのに、ダラダラしていてやる気がない。
ここぞという時に、やる気を出せていない。
そんなお子様の様子を見たことはありませんか?
それは、ドーパミンの不足なのかもしれませんね。
今回は、幸せを感じるだけではなく、やる気を引き出してくれるホルモンについてお話したいと思います。
『やる気』
やる気は、脳で分泌されるドーパミンが大きく影響していると言われています。
ドーパミンは、運動や学習、感情、意欲など多くのことに影響をもたらし、幼少期からの人格形成に非常に重要なホルモンと言われています。
『ドーパミンの効果』
・楽しい、嬉しいと感じ、その気持ちが続くことでモチベーションが上がる
・集中力がアップして好きな遊びや製作に集中することが出来る
・ポジティブになり失敗しても前に進む力が湧いてくる
『分泌を増やす方法』
・子どもが達成したとわかりやすい目標を掲げる
⇒まずは簡単にクリアできそうなことにチャレンジして達成を一緒に喜びます。その後、ステップアップして一緒にチャレンジすることを楽しみ、最後に大きな課題を提示するとチャレンジしようとするやる気が引き出せます。
・心地好い音楽や香りに包まれる
⇒心地好い空間で大好きな音楽を聴きながら過ごしていると、脳内からドーパミンが分泌されて、ランナーズ・ハイに似たような感覚になると言われています。
・必要な栄養の摂取
⇒ドーパミンの原料となるタンパク質に含まれる必須アミノ酸を多く含む食材(牛肉、豚肉、大豆、バナナ、卵、チョコレート、牛乳、ヨーグルト、チーズなど)を食事やおやつに取り入れると良いでしょう。
・新しいことにチャレンジ
⇒難しいことにチャレンジするのではなく、保育園へ行く道をいつもと違うルートにしてみるだけでも、脳は新鮮さや達成感を感じドーパミンが分泌されます。
サンライズキッズ保育園では、子ども一人一人の個性を尊重し、常にやる気の引き出せる関わりをしています。子どもが達成できたと感じた時には一緒に喜び、その瞬間を大切に思い、ご家族へもその様子をお伝えするようにしています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理