ジメジメ空間の影響 2023-7-1
全国的に梅雨入りし、気温も高い為にジメジメしていて、じっとりした汗をかき、不快に感じる時間が多いですね。
雨に濡れると体感温度が下がりますが、室内で過ごすと身体がジトジトしてうっすらと汗をかき暑く感じたりして、とても不快です。
子どもは、どう感じているでしょう?
普段保育をしていても、少し体を動かすと頭皮や顔にうっすらと汗をかいている子どもが多いように感じます。
今回は、湿度と子どもの好む環境についてお話したいと思います。
『梅雨の時期の湿度は?』
雨が続くと梅雨の時期は湿度が80%を超える時もあり、ジメジメして蒸し暑さを感じます。
人が快適に感じる湿度は40-60%と言われていて、70%を超えると赤ちゃんも不快に感じぐずります。
『湿度が高いとどうなる?』
室内のカビやダニが繁殖しやすくなり、洗濯物も乾きにくくなります。
また、気温も同時に高いと蒸し暑くなり汗が引かず不快に感じます。
『赤ちゃんが泣き止まない』
・授乳後でお腹は満たされている
・オムツは汚れていない
・いつもなら眠る時間
・抱っこしている
でも、赤ちゃんがグズグズしていたら、室温や湿度を確認してみて下さい。
いずれも高いようでしたら、室温を下げてみたり、衣類を薄く調整したり、身体を拭いてみたりと気持ちが良くなることをしてあげましょう。
きっと、不快だよってサインを出しています。
湿度が高くなると、汗が蒸発しないため体温が下がりにくくなり、熱中症になる危険があります。赤ちゃんのサインに気づき適切な対処が出来ると安心ですね。
サンライズキッズ保育園では、今のような夏期間は室温25-28℃ 湿度50-60%の環境を整え、子ども達が健やかに過ごせるよう努めています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子