あれ?いつもと違う? 2023-3-2
子どもの様子がいつもと違う!その言葉は保護者やいつも深く関わっている人にしかわからない事なので、結構重要ポイントです。
でも、どう伝えたらよいのか分からないと悩まれる方もいます。
看護師としてここを教えてほしいというポイントをお伝えしたいと思います。
『表情』
・目力が無く虚ろ
・涙目
・眉間にしわを寄せたり、閉じたりしている
・口を一文字にしている
・口を開けている時間が多く涎が多い
・顔色が青白い、赤く火照っている
・笑わない
『言葉』
・発語が少ない
・単語しか言わなくなった
『食事』
・いつもの量の半分以下、食べたがらない
・好きなものを欲しがらない
・水分の多いものや冷たい物ばかり欲しがる
・食べても嘔吐する
『遊び』
・身体を動かす遊びを嫌がる、直ぐにやめてしまう
・起き上がらずに寝た状態で遊んでいる
・遊ばない
・大きな音の出る遊びを嫌がる
・今まで出来ていた事が出来なくなる、やりたがらなくなる
『睡眠』
・睡眠時間が長くなった、午睡時間が増えた
・眠りが浅く簡単な刺激で覚醒する
・何度も目を覚ましてしっかり眠れていない
『活動』
・座っていられる時間が短くなった
・歩きたがらない
・抱っこをせがむ
『泣き方』
・甲高い声で泣き始めるようになった
・遊びや食事中にも泣き始める
・疲れるほど泣き続ける
言葉で自分自身の身体の不調を訴えられない子どもは、あらゆる手段でサインを出します。
それをいつ気が付けるかが重要です。大きな病気などが潜んでいる時があるので、上記のように「いつもとここが違う」というポイントを医療者に伝えて頂くと、そこから原因検索などをするきっかけになると思います。
サンライズキッズ保育園では、小規模の特性を活かし担任以外の保育者も子ども達と触れ合い「その子のいつも」を知るように努めています。
サンライズキッズ保育園 看護師 浅井恵理子