「サスティナブル」自体はコロナ禍前から使用されていましたが、アフターコロナの今、「サスティナブルなライフスタイル」がトレンドワードとして注目されています。
これは、所得が全体的に下がったことによる節約傾向の高まり、自宅時間が増えたことで、ライフスタイルを見直す余裕ができた、健康や安全にたいする意識が高まったことが理由としてあげられます。
皆さんがよくご存じのこととして、2020年7月1日から「脱プラスチック化」の一環としてレジ袋が有料化されますが、
その他にも、「サスティナブルなライフスタイル」のための行動として以下のようなことがあげられます。
「なるべくゴミを出さない買い方や商品の提供をする」
「節約を兼ねて必要最小限のものだけを買う」
「食品ロスを減らす」
「電気・水道の無駄遣いをしない」
「リサイクル可能な商品を選ぶ」
「アニマルフリーの商品を買う」
「フェアトレードで作られた商品を買う」
サスティナブルという言葉をこれまで意識をしていなかった方でも、すでに実行していたことだった!という方も多いことでしょう。
これまで個人や身近な人のことだけを考えてきた人でも、今回の新型コロナウイルス感染拡大によって、社会の一員としてできること、協力していかなけばならないことを認識されられることになりました。
一人ひとりがマスク着用やソーシャルディスタンスを意識することで、感染拡大を防ぎ、他の誰かの命を救うことができたように、ほんの少し社会や環境に目を向けて意識することが、何十年、何百年後の未来の地球環境を守ることになるのです。
「サスティナブル」の言葉の意味通り、継続的に行っていくことが大切ですので、続けていくためのポイントについてご紹介します。
まず第一はこれです。今回の自粛生活で日本人の社会に対する責任感、意識の高さは世界的にも評価され、一人ひとりの力が全体に影響したことは実感された方も多いことでしょう。
日本では1億2千万人、世界では77億人が住んでいます。1部の方だけが頑張るよりも、一人ひとりがほんの少し意識をするだけで、結果的に大きな力になるのです。
食料品を購入するのに、わざわざ車にのって大手スーパーなどに出かけて購入したり、インターネットでお取り寄せをして購入したりしていませんか。
地元の商品から優先的に購入することは、無駄な輸送費を減らし、環境を守ることにつながる他、地域の経済を発展させることにもつながります。
意識が高い人のいわゆる「丁寧な暮らし」に憧れて、フォトジェニックで高額な食品や生活雑貨を購入したりしていませんか。
SNS上での自己満足のために、身の丈に合わない新たな消費をするのでは本末転倒です。自分の生活の中で、無駄だと思うものを省き本当に必要なもののみを求める姿勢が大切です。
何か購入する際には、「本当に必要なものなのか?」「購入して長く使えるものなのか?」「社会のためになるものなのか?」ということを考えてから購入するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。「サスティナブル」とは単に無駄遣いを減らすということではなく、自分にとって本当の幸せとは何か、そしてそれが社会と繋がっているものだと意識し、より心豊かな生活をしましょう、ということなのです。
物より心の充実、自己実現より大切な人とのつながりに価値観がシフトしている今、婚活においてもパートナーに求めることも変化してきています。
あなたにとっての幸せとは何か、この機会改めて考えてみませんか。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂