節約?ケチ?結婚前に見極めるべき金銭感覚とは

「節約」と「ケチ」は全く違います。問題なのは、自分は節約だと思っていても、お相手は「ケチ」と捉えること。逆もまたしかりです。
結婚後に考え方の不一致が起こらないように、お互いの金銭感覚や価値観はきちんとチェックしておきましょう。

ケチと節約の違いは、日常生活に大きなストレスが生じるかどうか

ケチと節約の違いは、個人の考え方に大きく依存するため、簡単に線引きするのは難しいでしょう。
一般的にケチとは、日々の生活に大きなストレスが生じるくらい、必要な出費も削ること。他人が見てあまり真似したいとは思いません。
一方で節約とは、不要な出費を賢く見極めて削っていく方法。他人が見て、見習いたい、真似したいと思います。

お相手の金銭感覚をチェックするにはココを見よう!

1.育った家庭環境はどうか

金銭感覚はその人が育った環境が大きく影響します。一般的なサラリーマン家庭で育ち、きょうだいが2,3人、住んでいた地域の雰囲気も似ていたら、金銭感覚は近いかもしれません。
一方で、かなり裕福な家庭で育った人や、一人っ子で何でも買い与えてもらってきた人とは、少し金銭感覚がズレているかもしれません。
教育にどれだけお金をかけてもらったかも、金銭感覚を計るモノサシになるでしょう。

2.現在の収入で生活できているか

今現在の収入が自分と近ければ、金銭感覚も近くなります。自分の収入の範囲で生活できている人は、無駄使いをせずに節約ができる人。さらにきちんと貯蓄ができていれば堅実な証拠です。
収入と支出、貯蓄のルーチンが自分と似ている人は、金銭感覚も近いでしょう。

3.住居費・食事・洋服などの生活スタイルがどうか

食には興味がなくても、住居やインテリアにはかなりこだわったり、食住は興味がないけれども服飾品にはかなりお金をかけたりする人もいます。
このバランスが自分とあまりにも違うと、結婚後にトラブルになることがあるので、よく見極めておきましょう。

4.趣味にどれだけお金をかけているか

誰でも自分の趣味には時間やお金をかけたいでしょう。お相手の趣味や嗜好に理解を示せれば問題ないのですが、理解・納得ができない場合、無駄使いと捉えてしまうこともあります。
節約できる部分と、ここは譲れないという部分は誰にでもあります。トラブルになる前によく話し合っておきましょう。

以上のように、人によってケチと節約のモノサシは違うため、前提として「自分と全て金銭感覚が同じ人はいない」と頭に入れて置くべきです。
問題が生じたら、なぜそれをケチと判断するのか、また、こうすれば節約となるのではないかなど、きちんと話し合いの場を設けることです。
「節約」と思って実行しても、生活が大きく不便になったりストレスが増えたりしたら、これは「ケチ」と割り切り、やめる勇気も必要です。

オンライン婚活で出会った人ともっと距離を縮めるためにも、金銭感覚は少しづつ探っておきましょう。

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