子どもの貧困を「オンライン」でサポートしよう

2020年に入り、新型コロナウイルスが世界中を襲っています。経済に及ぼす影響は大きく、業界によっては売り上げが大幅に落ち込み、倒産に追い込まれる企業も後を絶ちません。
大人の世界だけ見ても非常事態。大人に依存している子どもたちの中には、日々の生活がさらに困窮してしまっている子どもがたくさんいます。

目次

  1. コロナ禍で貧困にあえぐ子どもたちを救わなければ!
  2. 学力差と貧困の連鎖
  3. オンラインでサポートできる子どもの貧困

コロナ禍で貧困にあえぐ子どもたちを救わなければ!

子どもは誰でも平等に食べるところや住むところを与えられ、平等に教育を受けられるように、国や自治体は様々な対策をしています。しかしこのコロナ禍で支援が受けられなかったり足りなかったりする子どもが大勢います。

日本は先進国と言われていますが、子どもの貧困は深刻。6〜7人に1人の子どもが平均所得の半分以下で暮らしていると言われています。
日本の子どもたちの相対的貧困率は先進国の中でワースト9位。一人親世帯に限ると、ワースト1位という状況です。
1980年半ばの好景気と呼ばれる時代でも徐々に上昇してきた相対的貧困率。このコロナ禍では一気に上がったとも言われ、将来の夢や希望を失う子どもが増えているのではと危惧されています。

学力差と貧困の連鎖

現在、児童養護施設に入所する子どもたちは約3万人、生活保護世帯にいる子どもたちは29万人。しかしそれ以外にひとり親世帯や相対的貧困世帯にいる子どもたちは294万人いると言われています。約90%の子どもたちが社会から見えにくい状態で貧困状況にあることが分かっています。

また、貧困は学力差をまねくともされています。社会的背景の低い子どもがいくら勉強しても、社会的背景の高い子どもにはなかなか追いつきません。これは子どもの個人の努力だけでは解決できない問題です。

また、社会的背景が低い子どもは大学進学や正社員の道が閉ざされるケースがあります。そうして選択肢が限られると、不安定な職業に就かなければならず、家族も持ってもまた貧困に陥るという負の連鎖が起きます。貧困が世代間を超えて長期に渡って引き継がれてしまう懸念があります。
このコロナ禍でますます顕著になってしまうかもしれません。

オンラインでサポートできる子どもの貧困

生活に困窮する子どもたちを救おう、貧困にあえぐ子どもたちをサポートしようと、様々なサイトが寄付を募ったり、クラウドファンティングでプロジェクトを立ち上げたりしています。
興味がある人はぜひ様々なサイトを覗いて、サポートしてはいかがでしょうか。

★NPO法人 全国こども食堂支援センター むすびえ
https://musubie.org/

★全国子どもの貧困・教育支援団体協議会
http://kyoikushien.net/

★全国フードバンク推進協議会
https://www.fb-kyougikai.net/

★GoodMorning−コロナにより多大な影響を受けている子どもたちへの支援
(クラウドファンティング CAMPFIRE 内)
https://camp-fire.jp/projects/view/283077

★GoodMorning−ひとり親の支援
(クラウドファンティング CAMPFIRE 内)
https://camp-fire.jp/projects/view/270597?list=search_result_projects_populer

★子どもアドボガシーセンター−コロナで外出できない子どもの支援
(クラウドファンティング READY FOR 内)
https://readyfor.jp/projects/kodomoadovo

★株式会社 Luce−コロナ収束後も安心して子どもたちが過ごせる環境支援
(クラウドファンティング READY FOR 内)
https://readyfor.jp/projects/lightofhappiness

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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