オンライン婚活でも使える?聞きづらさ解消新技術

新型コロナウイルスの感染対策で、アクリル板などの透明な板で仕切ったり、対面ではなくオンラインでやり取りをしたりしている現状。
相手の声が聞き取りにくいというシーンが多いのではないでしょうか。
そんな不便を感じないように、新たな技術でサポートする動きが始まっています。

目次

  1. ■相手の声を聞き取りやすく
  2. ■発言者が誰かわかりやすく

■相手の声を聞き取りやすく

マスクをしていてさらにアクリル板やビニルシートで相手との間に仕切りがあると相手の声が聞き取りづらくストレスに感じること、ありませんか。
キャッシュレス決済やポイント還元、7月に始まったレジ袋有料化も手伝って、スーパーやコンビニエンスストアでお互いに聞き取れずに困ったこともあるでしょう。
そんなお困りの方に向けて、NTTがガラスやアクリル板越しの会話でも相手の声を聞き取りやすくなる機器を開発しました。
仕切りにこの受話器型の機器を押し当てることで、振動が伝わり、声の響きを増幅させるのです。
ガラスやアクリル板がスピーカー代わりになり、反対側の相手に声が伝わりやすくなります。
また、こちらの声を届きやすくするだけでなく、内蔵マイクによって相手の声を集めて増幅するので相手の声も聞き取りやすくなるとのこと。
現在ドライブスルーのPCR検査は、医療関係者がパネルをかざしたりジェスチャーで車の窓を開けずに対応しており、きちんと伝わらなければお互いに不安や危険を残した状態になってしまいます。
こういった時にこの機器を使えば、窓を開けずに会話をすることができるので、安心です。
NTTは「通話の研究による技術を生かして、さまざまな場所での活用につなげたい」と伝えています。
実際に対面する婚活パーティーやお見合いで取り入れられたら、しっかり相手の声が聞こえるようになり、会話も弾みやすくなるでしょう。
最初の挨拶ではマスクを外す方が多いですし、印象もいいですが、やはり会話中は飛沫感染が気になるところです。
早期の発売、導入が待たれます。

■発言者が誰かわかりやすく

複数名が参加するオンライン会議やオンラインで開催される街コン、合コンなどのオンライン飲み会で、誰が話しているのかわからなくなることありますよね。
そんなお悩み解消にIT企業のソースネクストが開発したのがWEBカメラです。
ZOOMなどのオンライン通話アプリで参加しているメンバーのうち、誰が発言しているのか他の参加者にも一目で分かるように発言者を瞬時に認識して画面に映し出すという優れもの。
人を認識するのはAI。360°カメラ、マイク、スピーカー搭載です。テーブルにおけるのでカメラが近く、表情もよくわかります。
臨場感がこれまでのWEBカメラや内蔵マイクとは違うので、オンライン婚活にはもってこいではないでしょうか。
こちらは「ミーティングオウル プロ」は7月から販売が始まっています。

新型コロナウイルス感染防止策が広がる中、婚活はもちろん、日頃の会話でも不便を感じないように企業の間で新技術を開発し、サポートする動きが広がっているので、積極的に利用していきたいものです。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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