思い立った時にすぐ1杯のコーヒーからプレゼントできるという気軽さと、何より住所のやりとりをせずに贈れるというメリットのあるオンラインギフトは、SNSのコミュニケーション増加に伴ってギフトシーンの定番になりつつあります
オンライン婚活パーティーでめでたくカップルになったばかりのお相手に贈り物をしたいときも便利。オンラインギフトならいきなり住所を聞いて嫌がられるような心配なく、贈り物をすることができるのです。
オンラインギフトというのはネット上で贈ることができるギフトのことをいいます。
ネット通販からギフトを贈るのと違って、相手の住所を知らなくてもSNSから簡単に送れるのがメリット。さらに、相手が自ら好きな色やサイズを選ぶことができるものも珍しくありません。中にはWebカタログのリンクを相手に送って好きなギフトを選んでもらうタイプも。
結婚式の引き出物として定番のカタログギフトは受け取る側に選択を委ねる贈り物ですが、オンラインギフトはそれが進化したスタイルといえるでしょう。
オンラインギフトでは従来のモノを贈るだけでなく、クーポンやギフトカードを贈るのも定番。AmazonやiTunesのギフト券が有名です。スターバックスをはじめとするコーヒーショップやレストランで使えるドリンククーポンも人気で、会社の同僚へのちょっとしたお礼をしたいときなどに便利。
また近ごろでは手紙や年賀状といった、相手の住所がわからないとやりとりできないと思われるものも、ネット上で完結するようになっているのをご存知でしょうか。近年では学校の連絡網も家庭に配られることがないので、若い世代の間では特に新年の挨拶はメールやLINEで行うのが一般的。そこで日本郵便でも、LINEアカウントによる年賀状のセミオーダーとはがきの注文受付を行って、SNSとリンクする動きをみせています。
実際にSNSで住所を知らない相手にも贈りものができる、オンラインギフトサービスをいくつかご紹介します。
アクセサリーや雑貨、ドリンクチケットやタクシーのクーポンなど、さまざまなギフトをLINEでつながっている相手に贈れます。
贈りたい相手とのトークルームから進むだけなので簡単。住所は相手が自分で入力するので、住所を知らない人にも贈り物をすることが可能な仕組みです。
会員数20万人を超える、国内最大級のオンラインギフトサービス。SNSをつかってURLを送るだけで、スターバックスやコンビニのクーポンなど食べ物系を中心とした贈り物ができます。
受け取った相手は添付されたURLをタップすると表示されるバーコードを店頭で差し出せばクーポンとして利用できる仕組み。
お買い物券やクーポンなどのチケット系ギフトを中心としたギフトがSNSを使って贈れます。
特徴は「選べるcotoco」という贈る相手にギフトを選んでもらえるサービス。候補となるギフトを最大5個まで選んで、必要項目を入力したら決済するだけです。
またギフトを贈る側も1ポイント=1円で使えるポイントが貯まるので、リピートすることでお得になります。
監修：エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂