データでみる婚活 結婚相手とは自然に出会いたい…自然な出会いってそもそも何?

よく、結婚相手とは自然な形で出会いたい、というご意見をよく聞きます。しかしそもそも自然な出会いとはどのような出会いを言うのでしょうか。
今回は結婚相談所で実施された、未婚・既婚を含む20歳~39歳の男女約400名に対してのアンケート結果から検証してみましょう。
データ参照:株式会社オーネット 自然な出会いに関する意識調査

目次

  1. あなたは、「自然な出会い」で出会いたいと考えますか?
  2. 「自然な出会い」がよいと考える理由は何ですか?
  3. これまで経験した「自然な出会い」は何ですか?
  4. あなたが直近で経験した「自然な出会い」はどうなりましたか?

あなたは、「自然な出会い」で出会いたいと考えますか?

「自然な出会い」に当てはまると考えるものを全てお選びください

「自然な出会い」で出会いたいとお考えの方はなんと7割以上、そして、どのような形が「自然な出会い」と言えるのかお考えなのかというと、
全体で半数を超えているものは、

①行きつけの場所で出会う
②学生時代の友人・知人
③職場

となっており、続いて

④取引先など仕事上のかかわり
⑤友人・知人の紹介
⑥偶然居合わせて知り合う

となっております。

行きつけの場所で出会うが最も多い数値となっていますが、そもそも行きつけの場所を持っている人がどのくらいいるのか、
例えば行きつけのバーやカフェをお持ちだったとしても、いきなり初対面の人に対して声をかけることができる人は『レア』ではないでしょうか。
⑥にもあげられている、いわゆる『偶然の出会い』に属するものだと思いますが、
食パンをくわえた美少女と曲がり角でぶつかる、位のドラマかアニメのような、あまり現実的ではない設定のように思います。

時点に、学生時代からの友人、職場での出会いと定番が続きますが、友人、知人などの結婚式が女性からの投票が多く、なんと男性の倍以上となっています。
友人、知人などの結婚式は、女性にとって出会いの場として強くとらえられている、ということになりますね。
もし、知人、友人の結婚式で気になる女性がいたら、勇気を出して声をかけてみると成功率が高いかもしれません。

「自然な出会い」がよいと考える理由は何ですか?

「自然な出会い」がよいと考える理由として、最も多いご意見は、「生活の中で人柄を知り、自然に惹かれることが理想だから」となっています。
また4位以下は出会いを求めている姿勢や人に、ネガティブな印象があることが分かります。

これまで経験した「自然な出会い」は何ですか?

では、回答者が実際に経験した「自然な出会い」を見てみると、多いものから

①学生時代の友人・知人
②職場
③友人・知人の紹介

となっています。
それでも理想とする割合からすると、「学生時代の友人・知人」以外は半数以下の数値となっており、実際には理想の方法では出会えていないことが分かります。

あなたが直近で経験した「自然な出会い」はどうなりましたか?

さて、気になる実際に経験した「自然な出会い」のその後ですが、男性と女性で大きく状況が異なるようです。
女性は、交際に至った、または結婚に至った人の合計が57.8%と6割近くの方が上手くいっているのに対し、男性は33.9%にとどまっています。
男性側の未婚、既婚率が不明のため一概には言えませんが、結婚相談所に登録される男性の方は、「自然な出会い」という貴重な出会いのチャンスがあっても、それを上手く生かし切れないのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
出会いの場所が、学校でも、職場でも、趣味のサークルでも、はたまた婚活パーティーの会場でも、ご自身にとっての“たった一人の人”が見つかるならば、
何も自然な形での出会いにこだわる必要はないように思います。特に女性は“偶然”“運命”の出会いといった響きに弱いですが、偶然や運命は必然であり、あなた自身の行動で引き寄せられるものです。

ぜひ、ステキな出会いがみつかるよう、様々な所で積極的に活動していっていただけたらと思います。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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