国立社会保障・人口問題研究所が、国勢調査の結果に基づいて生涯未婚率を公表しています。それによると、2019年の最新データでは、男性の23.37%、女性の14.06%が未婚。
この調査は2015年のものなので、2020年ではもっと増えていると予想されます。
中には、「将来的には男性の25%、女性の15%が結婚しない時代に突入する」という専門家も。
結婚はもはや「みんながするもの」ではなく「したい人がすればいい」時代に突入したと言えるでしょう。
ですから、やみくもに自然な出会いを求めても、その人が結婚を望まない人かもしれません。これでは時間と労力の無駄です。
結婚を望む人を探すには、婚活パーティーに参加したり、マッチングアプリを利用したり、結婚相談所に入会したりした方が効率が良いと言えるでしょう。
生活をする上で、いいことや楽しいことばかりではありません。嫌なことだってたくさんありますし、ストレスだって感じるでしょう。
そんな日常の中で、どんな状況でも物事をポジティブに捉え、感情のコントロールができる人は、男女共に結婚相手としてふさわしいと言えます。
悪いことが起きるたびに誰かのせいにしたり、気分の浮き沈みが激しくて一緒にいると疲れてしまうような人とは、一緒に生活できないでしょう。
企業でもトップに立つ人は、常に感情がフラットであると言われています。
例えば、もし不注意で車をぶつけてしまったとき、
「何をやっているのか?不注意だからこうなる!」
と感情をあらわにする人と
「ケガがなくて何より。ちょっと高価な勉強代かな!」
と相手を思いやれる人。
もちろん車をぶつけると何万円という金額がかかり、頭が痛いのも事実。しかし、後者であれば、相手の気遣いに感謝しつつこれからは絶対に気を付けよう、と思うのではないでしょうか。
ウィズコロナの時代、人々の働き方が大きく変わりました。多くの業種が打撃を受けていますが、特に環境・飲食・アパレル・エンターテイメント関連は深刻な状況です。仕事が減り大変な思いをしている人は多いでしょう。
そんな状況でも、自分なりにテレワークの環境を整えたり、特技や資格を活かして新しい仕事に就いたりと臨機応変に対応できる人はまさに「生きる力」のある人。
例えばある地方では、元々はホテル勤務だった人がコロナ禍で仕事が減ってしまい、外国人実習生が来日できずに困っている地元の農業を手伝ったりしているそうです。
これを、「この仕事は自分は専門外だ」「長年この業種でやってきたから同業種希望」と、こだわっていては、自分の可能性を縮めているようなものです。
男女や年齢などにもこだわらず、周りの状況を見極め、求められていることをこなせる人は、今後また未曽有の災害や感染症が起きても、力強く生き抜く術を活かせることでしょう。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂