そのため、数多くのホテルや旅館は苦境に立たされることに。
5月末より緊急事態宣言が解除されましたが、簡単に客足が戻るわけではありません。
ここではホテルや旅館の感染対策や、安心して宿泊できる施設をご紹介します。
2020年5月15日、39県で緊急事態宣言が解除され、続いて5月26日に5都道府県でも解除されました。
そこで、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会・日本旅館協会・全日本シティホテル連盟は、「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)」を発表しました。
感染症対策専門家会議の提言に従い、以下の提言をまとめました。
★留意すべき基本原則
★各エリア・場面の共有対策事項
★各エリアごとの対策事項
基本原則は、従業員と顧客、また顧客同士の接触をなるべく減らすことが求められています。
どの業界でも一般的に言われている、マスクの着用や手指の消毒、換気の徹底、施設内の消毒のほか、チェックインやチェックアウトで密を減らすことや、従業員の健康チェックなどが明記されています。
また、入館・出館ロビー、送迎、エレベーター内、客室、大浴場、食時の場、トイレ、従業員のスペースなどに分け、具体的に注意すべきことが明記されています。
中でも食事ついては感染リスクがより高いとされ、より細かいガイドラインが示されています。
旅館やホテルでの食事は最も楽しみなことのひとつ。気持ちよく食事を摂ってもらいたい、という施設側の思いも大切にしなければなりませんが、飛沫が飛びやすいなと、最も感染リスクの高い場面でもあります。
ガイドラインでは具体的に以下のように明記してあります。
・参加人数、滞在時間の制限
・対面ではなく横並びの席を推奨
・鍋や刺身盛りは避け、なるべく1人鍋、1人盛りに
など
・対面ではなく横並びの席を推奨
・各テーブルの間隔をあける
・お酌や盃の回し飲みは控えてもらうように要請する
など
・できるだけ一度に運び、入室回数を減らす
・入室後は必ず手指の消毒をしてから配膳する
・マスクやフェイスシールドを必ず着用する
など
・ビュッフェ方式ではなく、セットメニューでの提供を推奨
・客が取り分けるのではなく、あらかじめ取り分けた小皿を提供
・トングやお箸の使い回しはしない
など
宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)
以下にコロナ禍でも安心して宿泊できる施設を探せるサイトをご紹介します。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂