理想の結婚相手の条件を聞かれるとたくさん思いつくのに、実際にはなかなかいいお相手が見つからずに婚活が長引く男女が少なくありません。
某生命保険会社が20~30代の未婚者を対象に行ったアンケート調査によると、女性の約5人に1人が「理想や条件を下げるくらいなら結婚したくない」と答えています。
そんな20~30代の女性が求める理想の結婚相手をご紹介。婚活中の男性は、オンライン婚活パーティーに参加する前にぜひご一読ください。
ある結婚相談所が20~30代の女性を対象に行った「理想の男性像」調査の結果から、婚活をするうえで重要視する女性が多い「年齢差」・「学歴」・「仕事上の肩書き」という3つの項目についての回答を以下にご紹介します。
女性が理想とする結婚相手の男性との年齢差は、自分より「3~5歳上」という回答が36%と圧倒的。その次が「特に気にしない」という回答で全体の21%と意外に多く、「1~2歳上」の20%、「6~9歳上」の9.5%と続きました。
つまり1?5歳年上を理想と考える女性が過半数以上となり、結婚相手には少し年上の男性が好まれる傾向にあります。とはいえ「特に気にしない」という女性も多く、女性にとっての結婚条件としてはそこまで年齢差は重視されないといえそうです。
女性が結婚相手に求める理想の最終学歴については、「4年制大学卒」がトップで実に46%の女性が回答しています。さらにその上となる学歴「大学院卒」は10.9%。
しかし一方で「こだわらない」という女性も38%となっていて、ひと昔前のような高学歴を求める時代ではなくなったようです。
もっとも多い回答は「上場企業の正社員」で49%でした。次いで「国家公務員」が41%、「一般企業の正社員」37%となっていて、やはり女性にとっては企業の正社員や公務員といった安定した収入を得ている男性が理想とされていることがわかります。
なお、人気の高いイメージがある「会社経営者や役員」と答えた女性は19%と意外に低く、立派な肩書きよりも結婚相手としては安定を理想とする人が多いことも浮き彫りになりました。
冒頭にご紹介した生命保険会社の調査で20~30代の未婚男性に独身でいる理由を聞いたところ「希望を満たす女性にめぐり合わない」と答えた人が最も多かった一方で、ほぼ同じ割合で「家族を養うほどの収入がない」と答えた人が多くいました。
確かに女性は結婚相手の収入に対する期待が高いことは否めませんが、同調査によると男性に求める年収額が800万円未満の女性のうち7~8割は、それを下回る年収の男性でも人間的な魅力が十分なら結婚すると回答しています。
バブル時代のようにいわゆる3高(高学歴・高身長・高収入)を求める意見が圧倒的だったころと違って、最近では人柄や相性といった人間的な魅力を重視する女性がむしろ多数派。
男性も女性の容姿や年齢など理想の条件にばかりとらわれず、人柄が良く価値観の合う女性を探すのが婚活のポイントといえるでしょう。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂